オークス。

 今週は2頭出走。いざハープスターオークスです。先日も言いましたが、桜花賞は思い入れの強いG1で、牝馬にとっては最高のタイトルで、2歳時のいきさつからも馬の性質的にもどうしても欲しいレースだったのですが、オークスは、どちらかとおまけというか、ボーナス的な感覚で楽しもうと思ってます。その前にまずはエルマンボから。

21日は美浦南Wコースで追い切りました(53秒3−39秒5−13秒7)。22日は軽めの調整を行いました。「今週の競馬は土曜日になるので追い切りは水曜日に行っています。併せる形で動かしましたが、自分のリズムを崩さないように配慮しながら負荷をかけたもので、いくらか手応えが見劣ったのはそこまで問題はないと思います。ただ、飛節の状態がいくらか不安定なところもあり、そのあたりがスッキリすればよりいいと思えるんですけれどね。体調自体は問題ないですし、予定より少し間は空きましたけれど一度使った分の良化は見込めるでしょうから、前進を見せてほしいと思っています」(堀師)24日の東京競馬(是政特別・ダ2100m)に戸崎騎手で出走いたします。

 除外で伸びたことは残念でしたが、府中の2100という好条件に戸崎で挑めるのであれば全然OK。現級上位の馬が何頭かいますが、エルマンボのそのうちの一頭。馬券内は固いとみているので、その上があるかどうかですね。是非降級前に1000万勝っておきたい。ハープスター

21日は栗東CWコースで追い切りました。「最終追い切りは直線だけでもしっかりと併せ馬をしたいと思っていたのですが、先導してくれた馬がうまくペースを作って、最後は半馬身ほど抜け出すいい追い切りができました。上がってきてもケロッとしていますし、カイバもよく食べていて順調ですね。距離云々はやってみないと分からないけれど、馬の状態は何も心配いりませんし、あとはレースに無事送り出せればと思っています」(松田博師)25日の東京競馬(優駿牝馬牝馬限定・芝2400m)に川田騎手で出走を予定しています。

 いろんなところで追い切りが見られるのが重賞の良いところですね。今回は古馬OPを待って一度抜かせてから再度逆転、終いまでしっかりと非常に中身の濃い内容だったと思います。状態は申し分なし、輸送も心配なし、枠順もベスト。人事を尽くして天命を待つといったところ。

 中間はお兄さんのピュアソウルが残念なことになってしまいました…。馬格の問題もあって大成できませんでしたが、ピュアソウルが素質を感じさせる馬じゃなかったら妹にも出資しなかったかもしれません。破格の末脚を使う妹にも、常にリスクがついて回ります。どうか、無事にレースを終え、レース後もダメージがないよう、見守っていて欲しい。

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