「時間が経って改めてジョッキーとも話をしたのですが、結構悔しがっていましたね。初めて跨った馬だったので掴み切れなかったところもあったようで、ジョッキーは“返し馬の感じからじわっと行ったけれど、一回乗っていればまた違ったし、上手く競馬ができたはず”と言っていましたよ。評価してくれているからこその言葉でしょうし、この馬に対しても魅力を感じてくれているのだと思いますよ。また機会があるようならば今回の悔しさを晴らして欲しいですね。レースへ行けば毎度のごとく落鉄していたのですが、今回はそれもなく、上がりの歩様も変わりありませんでした。ただ、蹄が薄くてボロボロになりがち。鉄を打つのも大変になってくるので、適度なお休みは必要な馬なのです。今回落鉄がなかったぶん蹄の傷みは最小限で済んでいるので、上手くいけばそう間を空けずに使うことも考えられると思いますが、続けて使った分の息抜きも必要なので予定どおりいったん放牧に出させていただきます。ノーザンファーム天栄で改めて見てもらって精神的にも肉体的にもスッと落ち着いてくれて、蹄の状態も悪くないということであれば中山開催を考えたいし、もし時間が必要かなというジャッジになれば馬に合わせて考えていこうと思っています」（上原師）１６日にＮＦ天栄へリフレッシュ放牧に出ました。
結構こういうノリちゃんの反応は珍しいですね。出資馬では勿論初めてですし、他でもあんまり見たことがない気がします。個人的にはまた乗って欲しいので、良い風向き？
