リンガフランカと大竹師。

 さて、満口間近が点灯しているリンガフランカ。周囲で様子見をされている方も多いですが、即欲しい!とは思わないので行ってないわけで、このままだとなし崩しに売り切れてお仲間が増えない気がしています。この馬は一緒に応援したいなと思うポイントが結構あるので、お誘いエントリをば。


 まあ、血統面は見ての通りなので、私のような半端者がどうこう言うこともありませんし、今日は大竹調教師の話を。まあ、まずは黙ってブログWikiを見てくださいな。

 どうすか? まずブログ。このコメントの細かさと誠実さはコジシゲさんを彷彿とされます。コジシゲさんの、何が良いってやっぱりファンサービスの意識なわけですよ。それが、少しでも馬を走らせようという意識にも当然繋がるし、良いことも悪いこともちゃんと出してくれる、騎手の乗り替わりも、その内容が納得いく、行かないは別にして説明してくれるからモヤモヤは薄くなる。馬が走るかどうか以前に「一口で数年単位楽しむために払うお金」に見合う情報が提供されるのは大きいです。
 クラブのコメントは、言うても「表向き」ですから。クラブ更新で褒められてた馬が新聞見ると同じ調教師の口からボロカスに言われてた、なんてことは良くあります(それを非難しているのではなく、クラブとはそういうものだということです)。そうした部分の補償というのは、一口を数年続けていると、馬の資質と同じかそれ以上に大事なことであると、気づくはずです(勿論、馬が走るかどうか以外興味ないよ、という方もいらっしゃるでしょう。共感はしませんが否定もしません)。
 ブログにある「競馬を通して、いかに社会貢献出来るか考え行動できる集団」というのはコジシゲさんと同じ考え方ですよね。ブログにも「目指せ小島茂之」ってカテゴリ有るくらいですから(内容は関係ないですけどw)。


 そんな「コジシゲ2世」的な素養を感じる大竹さん。同じく大卒の堀センセとも近い部分を感じます。堀センセのすばらしさに関してはSouthendさんのブログも見て欲しいです。
 大竹さんは馬社会出ですが、一時袂を別って帰ってきたところで閉鎖的な物の見方ではない。批判的な目で馬社会を外から見た、というのは凄い武器になると思います。何せ馬主さんは外の世界の人。そうした人とまともなコミュニケーション取るには大事なスキルでしょう。堀さんも、その腰を据えてじっくり取り組む使い方ももちろんですが、馬社会の常識に凝り固まってない「良い意味での普通さ」が武器になっていると感じます。元獣医さんってことで馬の扱いは繊細そう。その辺も堀さんっぽい。かつ、神経質な部分もありそうな(メディアが好きじゃ無さそうな、というか信頼して無さそうな部分と外見で言ってますゴメンナサイ)堀さんより人間としての柔らかさもありそうに感じます。社台グループにも「ネクスト堀」として目を掛けられている感じがします。社台系生産馬を預かって貰うのは頼もしいです。


 堀さん+コジシゲさんの素養を秘めた大竹調教師。更にぐっと来たのは、Wikiにも有るエピソードで。特に経歴部分を読んでくださいな。
 こういうエピソードを見て、ぐっと来る人、逆に「なにそれ?」と感じる人、居るでしょうが、私はまんまと前者。もう応援したくてしょうがない気持ちです。このタイミングで、リンガフランカという、手ごろな価格で一発の魅力がある素材がこの厩舎に入るのは大げさに言えば運命だと思っています。馬が走れば万々歳。仮にあまり走らなかったとしても、この馬を通じて「大竹イズム」を味わって今後の一口や馬券に活かす情報を色々得たいですね。


 先日のエントリでも書きましたが、今年の出資は馬以上に「人」に重点を置いています。走るのは馬でも、走らせる(走らせない)のは人。最終的には、馬は人で選ぶべきなんじゃないでしょうか。そういう意味で、今東西で大竹調教師より魅力的な人はそうそう居ないと思います。

 育成もNF早来に決まりました。「東京TCなら社台でしょ」というのもあるかとは思いますが、魅力は魅力ですよね。


 一口4.5万。東京TCに入っている方で、まだ予算に余裕がある方。ご一緒しませんか? お待ちしておりますよ。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。