ブロンクステイルは３着でした。悔しい。
パドックでは−１８キロとはいえ、最近では一番良く見えました。外目を回って堂々。これで負けたのなら諦めがつきます。勿論、地方経由でも喜んで付き合いますけど、これで引退となっても調教師・クラブの判断であれば仕方ない。パンとすれば上でも通用する馬だと思うので、惜しいですけどね…。
１７日の中山競馬では中団で流れに乗り前を射程圏内に置く形で直線へ向くも、直線半ばで脚色が鈍り３着まで。「道中は悪くないリズムで進められていましたし、いい手ごたえで直線に入れましたね。ただ、まだトモが緩い影響か滑るように後ろへ流れてしまって、上手くスピードに乗りきれなかった感じがします。ふかふかのダートの分だけ踏ん張りきれなかった印象で、少しでも馬場が湿ってくれればもっと走りやすかったと思います。背中がいいし、もっとしっかりしてくれば変わってくれそうな馬だけにいい結果を出してあげられなくて申し訳ありません」（武豊騎手）「前日に直接跨ったのですが、状態は悪くありませんでしたし、体もまずまず。トレセンから送り出す際も引き締まった状態で出せそうとスタッフから報告を受けていました。蓋を開けたら数字が大幅に変わっていましたが、見た目はそれほどでもありませんでした。カイバもしっかり食べていたし、最後のチャンスだから普段の調教から攻めてきたのもありました。数字ほど寂しくも見えませんでしたし、馬体減が足を引っ張ることはないと思っていました。レースは理想どおりで勝ちパターン。ちょっとだけ狭くなりかけたところこそありましたが、我慢できていたし、直線で弾ければ差し切れるというほぼ完璧なリードをしてもらえたと思います。それだけに最後に伸びきれなかったのを考えると…。ジョッキーが言うようにトモの踏ん張りが利き切れずワンパンチ足りない結果となってしまいました。この条件にしての変わり身を見たときにまさか勝てないとは想像もしていませんでしたが、いいときにチャンスを掴めず、最後まで噛み合い切れませんでした。まだトライできていなかった条件もありましたし、心残りはあります。勝ち上がらせてこの先の成長した姿を見たかったのですが、このような結果となってしまい大変申し訳ありません」（小島茂師）ダートの短距離戦へ矛先を向けてからの変わり身を見た際、誰もがすぐに勝ち上がる姿を想像しましたが、最後まであと少しというところまで来るにとどまり、もうワンパンチ足りない結果となってしまいました。馬体重に関してはそれほど影響はなかったのでしょうが、連戦の影響から見えない部分も含めていい頃の状態までに至らなかったのかもしれません。しっかりしてくれば巻き返せる余地もあると思えることから、いったん地方競馬へ転出し、中央再入厩を目指すことになりました。まずはレース後の状態を見てから問題ないかをしっかり確認したのちに今後の詳細についてお知らせ致します。
やった……！ 巻き返せる馬だと信じてます。良かった……！
