出資候補選定ラインを確実に越える馬はもう、後は測尺次第で突撃決定なので、それらの馬に何かがあった時に入れ替える、「次位候補」について定期的にメモしておきたいと思います。
まずはヴァレラ。これまでマンカフェは2頭出資しましたが、馬振りは明らかに1枚上。ゆったりしてて、いかにもなマンカフェ。奥手っぽいコメントもマンカフェらしい。万能種牡馬ですが、どうせなら父のイメージに合致する産駒がいいですもんね。
石坂厩舎は先日に上げたとおりアロンダイトと途中から預かったブルーメンブラット以外鳴かず飛ばず。ホームランバッターではあるけど打率で言うと最低ランク。それだけにそろそろ当たり出ても良いとも言えるし。
問題なのが血統面。ドイツ×ドイツってどうなの? マンカフェは重賞26勝(20頭)。鉄板配合は母父にノーザンダンサーが10(ど鉄板のニジンスキー7)、同ミスプロが5(ちなみにブロンクステイルもレッドスピリッツもミスプロ。スピリッツに至ってはミスプロ×ニジンスキーの黄金コンビ)、ブラッシングブルームが3とここまでで18。残り8勝中7勝(6頭)にはナスルーラ・リボー・ハイペリオンが入っていて、例外は母父アファームドのアーバニティだけ。まあこれにしてもスティンガーの下ですからね。
こうしたメジャー血脈が入っていないのがマンカフェの良さなわけで、同じく主流血統と結びついて爆発するドイツ牝系・ドイツ種牡馬との相性が怪しく感じます。母父Monsunも走ってるのはサドラー牡馬だけ(てか山本馬だけ)。父Monsunのピュアブリーゼも母親がドイツ馬で一見騙されますが、中身はノーザンダンサー3×4ですからね。ホームランか三振の石坂厩舎には合うかも知れないですが……現時点で10万を出す価値があるかどうか。石坂×白老も前例はブライトトゥモローとエクスペディションくらいですね。