(ウインアンジェラス)うへぇ。

 帰厩へ向けてミッドウェイファームにて最終調整中だったウインアンジェラスですが、先週の金曜日の調教の際に暴れて左前脚を打撲。すぐにエコー検査を行ったところ、『左前腱鞘炎、全治4ヶ月』との診断が下されました。
 獣医師の診断では「かなり強くぶつけていますね。もう少し力が加わっていたら腱に損傷が出ていたかもしれません。でも、エコーでは、腱自体に損傷がないのは確認できています。あとは腱鞘炎から腱自体を圧迫して損傷に繋がらないように今後のケアをしっかりとしていく必要があります。全治は4ヶ月といったところでしょう」と、診断結果が伝えられています。
 また、ミッドウェイファームの宮崎場長は「坂路下はいつもうるさくなるので、一番気をつけなければいけないところだったのですが、本当に申し訳ありません。出資会員の皆様には本当にお詫び申し上げます。今後はショックウェーブ治療を定期的に行い、経過を確認していきたいと思います。返す返すも申し訳ありませんでした」と深く頭を下げていました。

 これで実質、終わりかなあ。引退まで面倒見て、退会と思ったけれど…。ここへ来て、このミスは致命的だね。……明日、起きたら、電話、する、か………。

追記:ただいま電話をしまして、退会手続きをとりました。この馬への愛着は、サウスを辞めても1頭で維持していたくらい強いものがあったのですが、6歳牝馬がこの時期にこの痛み方をして、(特に精神面で)競争能力を損なわずに復帰できるとはとうてい思えませんし。そもそも、この厩舎がこれ以上、この馬のお釣りを引き出せるとも思っていませんでしたし。維持会費の返還を考えると、勿体ないなとも思うのですが。

クラブへはほとんど、何のわだかまりもありません。ウインマジェスティから始まって、わずか5頭の付き合いではありましたが、勝てなかった馬も含めてとても勉強になりましたし、楽しかったです。片山・及川体制(主に関東)は心から、今後も応援したいですし、ウインの馬が出走する時は、心の片隅で「がんばれ」と応援させていただきたいと思います。微額ではありますが、私に(アン子の引退返還を)払わなくて済む分が、御礼と言うことで。サウスとは違って、近い将来再入会する可能性もゼロではありません。これでクラブが2つになりますので、すっきりした反面、少々寂しい気もしますので。第3のクラブを、と、他を見回すと、私の性に合うという部分ともちろん予算面において、今、選択肢がゼロなのですよね。強いて言えばグリーンですが、3歳世代で行かなかった以上、このクラブは行くべきではないという気がします。

アン子に関しては、ファストロックやアルシ同様、引退時にまとめエントリを起こしてから、カテゴリを消そうと思います。

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