あるかサードステージ

(久保田厩舎)南400m角馬場でダクと軽めのキャンター15分後、ウッドコースにて併せ馬で追い切る。
 W 69.8−54.2−39.6−12.8 強め
担当助手「テンの時計が少し遅かったので、全体のタイムも遅くなりましたが、向正面まで15−15を切るくらいで流したので、問題ないですよ。以前は、右回りだとモタれるところを見せていましたが、今日はスムーズで、内に並んでからもハミをしっかり取ってまっすぐ走っていました。状態は良いので、あとは輸送で体が絞れてくればいいですね。久々の芝になりますが、先々を考えて使ってみます。牝馬同士なら見苦しいレースはしないと思っています」

 前から良く「フレンチデピュティのセカンドステージ」という話はあちこちでされています。フレンチは仕上がり早で2歳3歳から活躍して、やがて頭打ちになった後、条件をガラッと変えて古馬で蘇るという話。有名なのは5歳夏に芝を使って一気にトップへ駆け上がったサンアディユと、芝の中距離で開花したエイシンデピュティ。あ、忘れちゃいけないダートで爆発したクロフネも居ます。レジネッタとかももっとガラッと目先変えたらいいと思うんですけどね。

 さておき。フレンチノワール自身も、若い頃は短距離戦線で闘っていましたが、3歳秋から中距離にシフトしてここまで駆け上がってきました。ここで芝を試すとなると、第3のステージ=サードステージに期待、と言うことになりますね。エイシンデピュティもダート→芝→距離延長と変化しています。ダート→芝で嵌るタイプは多いので、フレンチの先行力が芝でどう活かされるか、楽しみです。

 勿論、相手は揃っているので惨敗もあり得るでしょうが、ワクワクします〜。

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