仕方ないか。

 今回は完全に「消去法の選挙」だったので、この結果も止む無しですね。

 あ、別に私は自民党支持者ではありませんよ。特定政党を応援することはありません。民主党の街頭演説を何度か(通りかかりで)聴いて、敵の悪口をひたすら言っている顔の醜さに辟易としただけで。プラス今回の自民党には、些かヤケバチ、負け犬モードながら、今までより必死さが感じられる部分も(個人的には)ありましたし。あとは国民●党(の上の人間)が大嫌いなので、あの人らのいる方に反対したいというのはありますけどね。あとは、基本的に1歳でも若い候補者に入れたい(というか60以上の政治家は無条件に投票対象外にする)。ウチの選挙区は元々、民主党が現職だし、自民候補より若いんだけど。その前の民主党議員が汚職でクビになってるんで、やっぱイメージがねえ。新選組の土方ゆかりの地だから、いっそ血縁者が立候補すればいいのにw

 何処の党も、言ってることは立派ですけど「手段」の部分で「なるほど!」と思われる部分がない、言うなれば空約束対空約束。民主党のゴールはある意味で政権交代だったわけで、後はのんびり祝勝ムードに溺れてないで、一分一秒でも早く、空約束を一つでも多く早く実行できるか。「変わって、より悪くなった」という可能性も含め、選んだ側の責任も踏まえて今後も見据えていきたいですね。

 極論すれば、何をやるかなんてのは、誰でも同じレベルだと思うのです。大事なのは、優先順位をしっかり判断できるかで。後は自分の仕事に関わる部分の対応。暫くは諸々注意が必要そう。でも、警戒してても、政治ってのは搦め手から一気呵成にやってくるからなあ…。

 だいたい、いつも思うけど、マニュフェストってなんなんでしょうね? 公約? こうしたいという理想は書かれていても、そうするために何が必要か、マイナスの部分にはほぼ一切触れられていないし、そもそも達成ノルマと、達成できなかった場合にどうするのかも曖昧だ。私は、「3年以内に**が出来なかったら議員辞めます/党を解散します」という人・党にだけ本当は投票したい。でもそんな人にほとんど会ったことがない。若者の政治離れ、と言う話はもう死語になりつつあるほど恒常的な現象となっているが、若者は年寄りほど馬鹿でもヒマでもないのだ。

 マニュフェストを作るなら、20代・30代・40代…それぞれ別のモノを作って、きっちり提示して欲しい(あるいは作っているのかも知れないが、イマイチ届かない)。20代と40代が、政治に望むことが同じなはずがない。

 まあでも、今は立候補者や現職の人がほとんどブログを持ってるので、そういう意味では身近になりましたよねえ。

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