3歳牝馬の革命だ。

■UAEオークス、アースリヴィングは2着

 いや、たいしたもんです。この時期の3歳牝馬が海外へ行って、連続で好走するってのは偉業と言っていいでしょうね。

 なにせ、日本の3歳春のダート路線は無きに等しいわけで。誰もが認める、世代ダートトップのスーニは芝に転戦して今週のアーリントンC。短距離ダートでは相当の器のラヴェリータフィリーズレビュー(こっちは向いてるレースな気もするけど)。結局はどこかで「無理」をしなければいけない状況。根本からの解決を望みたいではありますが、アースリヴィングの様な選択肢が生まれたのは一つの光明なのかなあ。

 ただやっぱり、この時期(に限らずですが)の海外遠征は過酷。ましてやクラブ馬。国内で芝クラシックへ行って欲しいという人も多いだろうし、非出資者=外野からしたら「挑戦カッコイイ!」、負けたら「無謀なんだよ」と気易く言えますが、出資者の心理はなかなか複雑だったことでしょう。結果として2戦連続良い競馬してくれたことで「救われた」面も多いでしょうね。これからも頑張って欲しい馬です。出資されてる方々にも幸多からんことを。

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