価格帯分析:角居厩舎

 今週、ロールオブザダイス・クリストフォルスの競馬を見て、「この辺の価格帯の角居馬は持つべきだなあ」と思いました。そこで、これまでの、角居厩舎所属のクラブ馬を、価格順に並べてみました。

 ここまでの角居厩舎所属クラブ馬(3歳以上)は49頭。価格順に、「高額ゾーン(16頭)」「平均ゾーン(17頭)」「低額ゾーン(16頭)」としてみました。

 高額ゾーンは、8000万のキングオブブルース・ハットトリックから、3900万のマイスターハントまで。平均ゾーンは、3600万のトリプレックスから、2200万のアップタウンガールまで。低額ゾーンは、2000万のウインディアナから、1000万のナイトカフェテラスまで。獲得賞金は先週までのデータです。

  • ■高額ゾーン16頭のデータ
  • 平均回収率:56.6%
  • 回収率100%超え馬率:12.5%(2頭)
  • 獲得賞金ベスト10:
  • ハットトリック(3位)
  • フラムドパシオン(9位)
  • ■低額ゾーン16頭のデータ
  • 平均回収率:232.8%
  • 回収率100%超え馬率:50%(8頭)
  • 獲得賞金ベスト10:
  • シーザリオ(4位)
  • ウシュアイア(6位)
  • プロミストパーク(8位)
  • チャイナドール(10位)

 と、まあ、真ん中以下のゾーンに当たりが多いってのは見て取れますね。回収率は無理ないものの、賞金ランクベスト10でも、中位・下位に完敗。「一発大物を期待して高馬」というのも、この厩舎に関しては、セオリーと言えないのかも。

 賞金ベスト10に牝馬が7頭、と言うのも見逃せません。11位以下でも、ポルトフィーノや、現2歳のミクロコスモスなど、今後ベスト10に入ってきそうな馬は牝馬

 賞金ベスト10は全て社台グループの馬で、うち8頭がノーザンファーム。更に全馬社台サンデーとキャロット。ロールオブザダイスが頑張って、東京も食い込みそうですが。

 人気の厩舎で、安馬自体が減っていますが、内国産が3000万円台以下で募集掛かった馬は今後も積極的に狙いたいですね。

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