ハーツクライ引退。
http://www.nikkansports.com/race/f-rc-tp0-20061128-123067.html
昨年の有馬記念を制したハーツクライ(牡5、栗東・橋口)の引退が正式に決まった。28日、橋口弘次郎(61)と社台ファームの吉田照哉代表(59)が話し合いの場を持ち、来春の種牡馬入りで合意した。「JCはノド鳴りとしか考えられない。それぐらいレース後の息遣いが悪かった。こういう形で引退させるのは寂しいけどね」と橋口師はコメントした。
昨年の有馬記念でディープインパクトを破って待望のG1初制覇を飾ると、今年3月のドバイ・シーマクラシックで世界を制した。「ハーツは色々な思いをさせてくれた。やり残したことがあるにはあるが、もう十分という気持ちもある。これが現実。仕方がない」と同師。この夏、3着に敗れたKジョージ&QエリザベスDS(英G1)の再チャレンジも検討されていたが、ノド鳴りの悪化で、その夢も破れた。けい養先などは今後の協議で詰めていく。
残念ですけどねー。それはスポーツとして、ディープの限界能力を引き出す可能性のある現在日本で唯一の馬が、また来年キングジョージへのリベンジを公言していた馬がその前に引退してしまうことだけで。種牡馬としての価値は、私はジャパンカップの惨敗でむしろ「上がった」と思うのですよ。
あの状況じゃなく、まともに走って3着とかだったら「やっぱ同じサンデーならディープが上だよな」で終わり。JCでディープと再戦する前に引退しても同様。「不可解な惨敗」は「勝ち」と同じ効果があったと思うのです。まあ同じ社台SSに居ては意味がないわけですがw
これでどっちか欧州に送れないもんですかねー。ユートピアの流れから、密約できてたりせんもんか。ディープに費用対効果を見いだせず、ハーツに、というのは全然あり得ると思うんですが。ハーツも社台にいるより幸せになれそうだし。