どんどん矢を打つ。

サウスニア、再度追加募集です。細かい評論の前に言いたいことを言っておきましょう。



同時に出せよ(怒)。



育成度の差などはあるにせよ、フェアじゃない。少し、いやかなり不愉快。何というかな〜、成績云々以前に商売のセンスという意味で少々物足りないクラブですことよ。頑張ってるのは分かるんだけど〜。

さて、馬のこと。第1に値段が高すぎる。落札価格は20万$。アルシラートと比して値段に説得力がない。第2に調教時計アルシラートと比してインパクトに欠ける。動きが相当良くないと平凡以外の何者でも無し。2ハロンで計時している点は好感持てるが(1ハロンは無理すればナンボでも出るけど2ハロンは能力が比較的見える数字なので)、この時計ではその意味も…。

第3に血統の魅力がない。ロイヤルアカデミーⅡRoyal Academyは日本で供用されていたことのある種牡馬だし、わざわざリスクを犯してw サウスで指名する意味のない父。成功例がマル外に集中している点はポジティブファクターだが、当馬はノーザンダンサーNorthern Dancerの3×4クロスがあり、本邦で1億以上稼いだ産駒は全馬4代アウトブリードという点でもそそられない。母父キートゥザミントKey to the Mintはタイキシャーロックなど本邦でも成功例は多いが、ND系種牡馬との相性に関してはスタープログラマー、ザッツマイドリーム・マイウェイの兄弟くらいとあまりぱっとしない。近年での成功例は安田記念ブリッシュラックBullish Luckだが、あの馬は父より母父のアリシーバAlyshebaが良いのではないかと思うし。それを除くとここ8年の最高成績がダート1勝のゼットアカデミー。完全に時代遅れの種牡馬でございます。

そして第4に厩舎の魅力がない。二ノ宮先生はエルコンドルパサーを育てた名伯楽というイメージだが、アベレージで見ると慎重派でイライラすることの方が多そうだし、勝ち鞍も多いが預かっている血統レベルを考えると特別凄い成績でもない。加えて、社台系以外のクラブ馬ではほぼ実績ゼロ。いきなりサウスニアというのもピンと来ないし、両クラブの適性を考えると(ファンタストなら尚更)競馬にどれだけ使えるか疑問符。主戦も明確に定まらず、近年はヨシトミ先生とカツハルが多い。どっちも愛馬に乗って欲しくないw

第5にでかすぎる。現状で550キロ。大型馬は、特にマル外だとまともに使え込めない。メテオグローリー、エリンズフォレストの4歳世代で懲りている私は極力480以上の馬には手を出したくない。完全にスプリント〜マイルに決め打ちなら良いが、血統的にも厩舎的にもなまじ融通が利きそうな分、迷走の予感漂う。

そんな要素を踏まえつつ、募集のタイミングもあり、私は100%要らない馬です。仮に初期ラインナップに入っていても最初に消したでしょう。あ、だから同時ではなくアルシラート締め切られた人の受け皿に出した? 逆効果だと思うなあ。まあ、「クールモアの頂き物だけではダメだ」という危機感を強くしている姿勢だけは買います。皆様はどうですか?

あーっと、私はネットで馬の評論されているプロ・アマチュアの方々と違い、素人なので、ご自身で決定的な「出資要素」を見出されている方は気にせずに。逆に半々、ないしちょっとだけ気になる人は「止めた方が良くない?」と言いますけど。まあ、他の方の意見も聞いてください。

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