J1カウントダウン

いよいよ後3試合。今日の結果が優勝争いをほぼ決めると言っても良い。

ずっと言っていることだが、今年はガンバに優勝して欲しい。ガンバはこれまでずっと「後一歩」の苦杯をなめ続けてきた。シルバーコレクター・ブロンズコレクター。今年はトップの爆発力を得て、遂にその「壁」を破るチャンス。おそらくここを逃したらまた暫く雌伏の時間を必要とするだろう。過去最大のチャンス。

そもそも、リーグ戦の優勝というのは、年間通じて一番良いサッカーをしたチームの頭上に輝いて欲しい。今年その資格を持っているのは唯一ガンバと言っていい。鹿島? ACLでライバルが散漫な間につけ込んだリードを保っているだけで、中盤以降のサッカーはきわめて低劣。セレッソ? 確かに今のサッカーは素晴らしい。が、中身のある強さではなくある種の熱病状態。一枚皮を剥いだら「降格候補筆頭」の顔も眠っている。レッズ? 今年は一年通じてムラが多すぎ、自滅の負け試合も多く、恥ずかしくて優勝なんて言えない。ジェフ? メンタルで極限まで張りつめたサッカーがナビスコで切れかかっている。とにかく今年はガンバ以外の優勝は「醒める」結果になる。

大好きな監督、西野にタイトルをあげたい。正直、最後の詰めの甘さは西野自身のメンタリティにもあるだろう。だが、そこを打ち抜いて、今後10年20年の日本の、代表も含めた日本の鼎を担う監督に脱皮して欲しい。

ガンバのサポーターにも、あの脳髄の溶けるような喜びを味わって欲しい。味わう資格があるのだから、当然の権利として受け取って欲しい。苦節長ければ長いほど、その爆発の瞬間の喜びは強くなる筈。ガンバとサポーターはここまで十二分に、誰よりもその「悔しさ」を味わった。もう報われて良い。実力に見合った結果を得て良い。

と言うわけで私は、ガンバにありったけのエールを送りつつ、いつも通り浦和も応援しています。

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