頑張った!

コンダクトレス、札幌新馬1着でした。

26日の札幌競馬では優勝。「初めての実戦ということもあって、道中はかなり物見をしたり砂をかぶって嫌がったり集中できていないところはあったのですが、直線はしぶとく伸びてくれました。現状ではダートがいいのでしょうが、能力は高いですね。今日はありがとうございました」(M.デムーロ騎手)

 馬体は思ったより減っておらず、ダートというよりやはり芝の中距離以上かな、という雰囲気。上々のスタートから、道中少し押して扶助しつつも砂を被って下がることもなく先手を取ったグループを視野に入れて進出。直線は外に出すと楽に逃げていたルメールの馬を一歩毎に詰め、最後ギリギリ交わしてゴールでした。

 今日はデムーロに感謝です。ああいうインからびっしりした競馬、なかなか日本人には出来ない。押しすぎたり、下げすぎたり、直線も先に蓋をされたりしがち。全部上手く行った、というか、行かせてくれました。

 馬自身はまだまだ子供っぽさ全開で仕上がりは遅そうですし、前述のようにダート向きという感じでも無い(ワンペースな所もありそうなのでダートが合う面もあるでしょうが)。ゆくゆくは芝での走りを楽しみにしておきたいです。洋芝適性は高そうに感じたので、札幌で使えたら芝を使って秋は後半からでも良いかもしれませんね。

 安い馬なので、大きな所というよりはいかに故障無くコンスタントに頑張ってくれるか、という期待感ですが、新馬勝ちというこの上ないスタートを切ったことで益々気楽に応援することが出来ます。何よりピースエンブレムの失意を経て、コジシゲさんのところで勝てたのが本当に嬉しい。身の丈に合わない挑戦で夏秋を棒に振りそうなディーパワンサの二の轍は踏まず、堅実に行って欲しいです。

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