２３日は函館Ｗコースで追い切りました（６２秒５−４５秒８−１４秒９）。その後、札幌競馬場へ向けて移動しました。「今週で函館競馬場が閉場するので、今日札幌へ移動する予定を立てていました。陣営によっては全休日明けに追い切って今日輸送に充てるところもあったのでしょうが、コンダクトレスは先週それなりに動かしてあったので、今週は整える程度の調教でいいということ、そして様子をしっかり確認してから調教をしたいと考え、今朝追い切ることにしました。追い切ると言いましても１５−１５くらいをベースにしたものです。昨日までの段階では実戦を想定して砂を被せて教えておくこともしたいと考えていたので、その調教をダートコースで取り入れるつもりでした。しかし、雨の影響が思った以上に残り、馬場状態が良くなかったんです。今は大丈夫なのですが、気を付けないとソエが出てくるかもしれないなと感じるところもあったので、ダートではなくウッドチップコースに変更して行いました。パートナーのほうに僕が跨り、コンダクトレスには助手が跨っていて、僕が意識的に前に出てチップを胸に当て“レースではこういうこともあるんだよ”ということを馬に教えるようにしました。それによって動じることはなかったので、実戦でも問題なく対応してくれればと思っています。その後は思った以上に気分よく走れていて体を並べてくる走りを見せました。強い負荷を求めたかったわけではないので、そこまでの形は想定していなかったのですが、無理なく走れていたので決して悪くないことでしょう。調整を順調に行うことができたと感じています。ただ、先週しっかり負荷をかけたことでその後にカイバ食いが少し細くなりました。２〜３日で元に戻っていますが、入厩したときが４６２キロでカイバの変動があった後の今日の計測が４５４キロでした。減る馬はもっと減るので、過程を考えると悪くない数字と見ています。あとは輸送を経てどのくらいで出られるかでしょう。ゲートに関しては先週のうちに出の確認を済ませてありますので、レースまでの数日は場慣らし的にじっくりと動かして体調を整えて送り出せればと考えています。普段担当している助手、私、そして先週末には美浦から来た助手にも跨らせて感触を確かめてもらったところ、動き、背中ともにいいと言っていて、３者とも評価としては悪くないと思っている馬ですから、相手関係ひとつかなという気がしています。ダートからスタートしますが、内容如何ではまた考え直していいと思い、またここでいいパフォーマンスを見せてくれるのならばこのまま行ってもいいですよね。まずは無事にということが第一になりますけれど、今後が楽しみになるような走りを見せてくれたらと思っています。応援のほどよろしくお願いいたします」（小島茂師）２６日の札幌競馬（２歳新馬・ダ１７００ｍ）にＭ.デムーロ騎手で出走を予定しています。
いよいよ２歳初陣。調教過程から、使ってからかなと見ていましたが、結構メディアに取り上げられてますね。デムーロに託して、楽しんで観戦します。明日のコジシゲブログも楽しみ。
