重要な一戦

3日は軽めの調整を行いました。「先週末から時計を出し始め、今週は火曜日にCWコースで追い切りを行いました。馬なりから終いを少し伸ばす程度なので、全体時計は87秒と平凡ですが、ラスト1ハロンは12秒1と素軽い動きを見せてくれていました。休み明けを一度使って体も締まってきており、今回は上積みを見込んでいいでしょう。前走は距離が長かった上にちょっと気分良く運び過ぎたのかもしれませんが、今回は実績のある京都1800mに戻すことにしましたので、何とか巻き返したいと思います」(吉田師)6日の京都競馬(4歳上1000万下・ダ1800m)に荻野極騎手で出走を予定しています。

 5歳の牝馬。現役生活残すところあと1年を切りました。決して厩舎で上手く使われているとは言えない状況ですが、今から転厩というのも非現実的。ならば、残りの競走生活が実りを期待できるものになるかどうか、ここは重要な一戦です。恐らく、ここで惨敗するようなら今回のように順調に連続で使われることはもう無いでしょう。

 芝でも楽に先行できる脚のある馬なので、出来れば天秤に掛けていた府中のマイルで見たかったですが、向こうは出走できるかかなり微妙でしたし、荻野君の連続騎乗は大きなプラス。後は前走逃げてバッタリだった分乗り方に変化があると良いのですが、その辺は厩舎オーダーもあるでしょうから余り高望みしても。前走明らかに太かったですし、絞れれば逃げても粘り変わってきそう。どういう形にせよ、悔いの残らない競馬をしてほしいものです。

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