デビュー勝ちやんさ。

3日の中京競馬では優勝。「調教に乗せていただいて素質が高いことは分かっていましたが、期待どおり強い勝ち方でしたね。ゲート裏までメンコをしていることもあって返し馬では落ち着きすぎている感じで、スタートからも促して行かないと流れに乗れませんでしたが、今後距離を延ばしていくことを考えればこれはむしろいい傾向。行き脚がついてからは、ゴール前で前が詰まらないようにだけ考えていました。まだまだ良くなりそうですし、これからが本当に楽しみです」(川田騎手)

 424kの馬体はそれでも余裕ある感じで、びしっと仕上げれば420切りそう。いかにも小さい。小さい中にもピリッとしたものは感じるけど、奥の深さは感じられず。優等生の競馬には感心しましたし、抜け出す時のタフさもあり決して恵まれた勝利ではありませんでしたが、現実的に、仕上がり早のアドバンテージで、一流馬が追い付いてくるまでにどれだけ頑張るかというのが今日のところは妥当な評価でしょうかね。そうなると厩舎のオペレーション能力が問われるので、心配が先立ちますな…。

 でもまあ、今日は素直に喜ぶことにします。やっぱ早い時期に勝ち上がるってのは今の競馬では絶対的なアドバンテージですからね。好位取れる立ち回りは今後も安心して見ることができそうですし、今日の競馬の感じだとマイルまでならなんとかなりそう。次は新潟の重賞とかではなく、中京2歳あたりを目指してほしいですが、馬体が減らないことが大前提なのでがっつり間隔開けるもよし。レースを経てどう変化するか。それに対し厩舎サイド+牧場がどんなアプローチをするか。注目しておきます。不安なく次のレースに迎えますように。

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