裏目裏目。

26日の阪神競馬では6着。「スタートしてからのペースがスローでしたし、もう少し前に行くことも考えたのですが、押していくと引っ掛かったり最後の脚が甘くなったりすると聞いていたので、道中はあの位置から運びました。ただ、勝負どころでブレーキをかける場面がありましたし、体の大きなこの馬にはそれが痛かったですね。もっと前目からスムーズに運べていればまた結果も違ったと思います」(シュタルケ騎手)

 毎日杯を見ながら、「あーレプランシュ居ればこんな舐めプさせないのにな」と思ったりしましたが、もう一つ感じたのは「石橋君居るのになんでだよ」ってこと。堀Qが外人大好きなのは知ってますし、戸崎とほぼ切れた(疎遠ないし関係悪化)というのも知ってますけど、デムルメムーアクラスならいざ知らず、乗り捨ての一流半〜二流外人よりは石橋君の方が遙かに上手い。今日の競馬も、シュタルケは悪いタイミングで任されたという面はありつつ、騎乗としては及第点以下と言わざるを得ないし、石橋君ならもうちょっと恰好付けたでしょう。ロワアブソリューの競馬も中途半端でした。対して石橋君は一枚二枚能力の劣る(失礼)馬でしっかり勝負に行きつつ、賞金加算というノルマも果たした。結果論と言えばそれまでですけど、求められているモノと自分の立ち位置を分かってるかどうかの差でもありますよ。毎日杯のワンツーは、エルマンボ出資者にはこの上なく分かりやすい皮肉でしたなあ。

 ずっと歯車狂ってますけど、狂わせたきっかけも、そこをなんとかしようとしないのも堀Qの仕事なんですよね。世間一般的には関東最高(唯一?)のお任せ系厩舎という扱いですが、そういう評価だからこそ、思考停止せずに少し斜めに見ていくのは私のような一口者の有り様だと思います。対牧場もだし、戸崎の件もそうですけど、外人を信頼してるってより、日本人とまともにコミュニケーション取れてないって感じ? これだけ結果出てたら尚更良くも悪くもぶれないでしょうしね。この馬に関しては、もうこのコンビ(堀−しがらき)には期待しても無駄かなあと。やっぱ、改めて今日見ても妹より何枚か上のスケールの馬ですし、このクラスで掲示板乗ったり乗らなかったりという現状はどうにも受け入れがたいものが…。余所だったらとっくにOP馬(ないし壊してる)だろうし、無事に、といってもそれが無難にだったらいけないし、創意工夫が足りなかったり、逆効果だったりしたら尚更ですよね。流石にこの年齢の準OP馬を転厩はないでしょうけど、南関に出るという手はある気がしますよ。

 まあ、今はこのくらいにして。次の府中逃すようなら、改めて。

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