我慢できる人

9/13 堀厩舎 13日は軽めの調整を行いました。「先週の感触からゲートはそれほど時間を要さずに合格まで持っていけるなと思っていました。それで水曜日にさっそく受けてみることにしたんです。すごく速いとかそういう部類ではありませんが、入りも中も比較的大人しくできて出ることもまずまず。無事に合格をもらうことができましたよ。順調に来ることができましたが、入厩から飼葉の食いがひと息だなと心配はしていたんです。胃の粘膜の状態ももうひとつのようなのでケアしながらやってきましたが、このまま攻めていくのは苦しくさせてしまうだけかなという気もしています。もう少しの間は様子を見て動かせるならば動かしてみますが、基本線としては先を見越して無理はしないつもりです」(堀師)

 堀調教師の特徴といえば、無理使いしない、レース数を使わないというところですが、その根幹は「我慢がきく」ってところでしょうね。もう一丁行きたいところで休ませることが出来る。このくらいなら使えるかな、という不安のある馬を止められる。だから、目先の1勝は取りこぼしても長い目で馬がしっかり勝っていくし、厩舎の数字も上がる。色々人間関係のトラブルが取り沙汰されましたが、堀先生の我慢力はとても評価すべきだと思ってます。


 そんなわけで、ゲートに受かったエルマンボ。府中デビューまで順調にいければそれに越したことはありませんでしたが、不安があるなら伸ばしても全然良いでしょう。楽しみにしていたので残念ではありますけどね。それだけに使う時は問題ない時。次の楽しみが増えるってものです。勿論、馬が頑張って順調に10月デビューできた時もね。

 とりあえず次回更新注目ですね。

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