ダービーの感動。

 本日は日中外におりましたため、レースはワンセグで見て、岩田が勝ったのは知っていたのですが、録画していたGCを見返して、うっかりもらい泣きしてしまいました。良いね、うん……。

 NHKマイルでの失格があり、先週ジェンティルドンナが乗り替わりであんな強い勝ち方をして。胸中期するものは相当あったはずです。レースに乗れない間、ダービーへ向けて牙を研ぎ、相棒ディープブリランテの調整をずっと続けてきたと聞きました。ガッツポーズや、パフォーマンスのようなスポーツ選手の興奮・自尊心の発露であり、ある意味エゴでもあるモノとは違い、人の心を打つ自然体の行為。ノリちゃんがダービーを勝ったとき同様、馬券を超えて「ああこの人が勝ってくれて良かった」と心底、感じました。

 馬券はゴールドシップディープブリランテヒストリカルの3頭重視で、3頭の内2頭+トーセンホマレボシアルフレードグランデッツァを厚めに。ワールドエーススピルバーグクラレントフェノーメノを薄目に抑えて外し。ゴールドシップは前が止まりにくい馬場で苦しかったですね。ウチパクさんじゃなきゃあそこまで持ってこられなかったと思います。対抗を直前でグランデッツァからディープにしたのは幾つか理由があり、一つは上記岩田の「思い」、もう一つはディープ>タキオン、もう一つは位置取りのイメージ。ヒストリカルもですが、後ろの馬はどうしようもないですね。その中フェノーメノは120点の競馬。私、この馬はワールドエース(これが来る展開ならヒストリカルが上だろうと思いました)共々非常に軽視していたんですよ。青葉賞で、パドックではペルーサ以来「ぞくっとする」大物感感じたんですが、レースは地味。正直パンチ不足の馬が相手に恵まれて見せたパフォーマンスとしか感じませんでした。将来性はともかく、現状では過大評価かなーと。それでも府中は走ります。蛯名、悔しいでしょうね。トーセンは流石のウィリアムズですが、馬場向いたのも確かで今後の扱い難しいです。ワールドエースは改めて見直しました。でもこの馬、福永云々抜きにしても、今後も毎回「飛んでくれ」と心で言いながら薄目に買うと思います。アルフレードは休養後の活躍期待。クラレントは普通に力不足でした。ヒストリカルは…まあ、アンカツさんだしなあ。それ以上に毎日杯からぶっつけはやっぱ無いですね。でもこの手のチャレンジは失敗すれば非難されるもの。仕方ないです。個人的にはマイルC挟んで欲しかったですけどね。

 とにかく、心に残る、良いダービーでした。

 この後はUMAJINのまとめと、POGエントリをしますー。

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