通用しました。

 ビンテージチャートは甲斐路Sに出走、6着でした。強烈なメンバーの揃った準OP+大外枠とかなりマイナスの条件下、レースは中団後ろの位置取りから外外を回りつつ、最速上がりを駆使して0.3差と大善戦。もう少し前に位置取りできれば、外を回らないで済めば十分に勝ち得た内容の濃い競馬でした。

 本当、この馬はすごいです。休み明けでこれだけのレース。コンスタントに使えればどれだけ出世しているでしょう。そして同時に、上原先生(と山元TC)のケアが無ければ、とっくに終わっているかも知れません。ギリギリの平均台の上を渡るような競争生活ですが、また今日こうして前途への希望を膨らませてくれました。今日のレースが出来ればお兄さんと遜色ないレベルに達することが出来るんじゃないかと思います。デビュー戦で、3歳・稍重の府中では驚異的な上がりをマークした馬。暫くは長めの距離中心に「切れる」というより「粘っこい」競馬を見せていましたが、久々に切れ味を披露しましたね。でも、余り切れるとおっかない面も…やっぱりもう少し長めの距離の方が安心して見ていられるなあ…。

 まあとにかく、この後も無事にと願うばかりです。一戦一戦が勝負。次は枠も含めて運が向きますように…!

23日の東京競馬では6着。「具合は良かったです。首の使い方が良くていい走りをしていましたからね。お休み前は本調子ではなかったのかもしれませんね。外枠なので折り合いに注意しつつ運んだのですが、理想より1列後ろになってしまいました。イメージのポジションにつけることができていればと思うと悔しいですね。流れが落ち着いてしまった分、最後は苦しかったですが、位置取りの差だけでいい脚を使っています。うまく行けばこのクラスでもいいですね」(北村宏騎手)

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