時代が。

オペラハウス、モンジューら輩出 “大種牡馬”サドラーズウェルズが死亡

 先刻のメジロの件に続いて。時間は止めようがないし、競馬に限らずその競技(業種)の置かれている環境は刻一刻と変わる。その中で頑なに自分の持ち味を貫くのも勇気。時代に合わせて変革していくのも勇気。どっちも覚悟が居ることです。古き良き時代を懐かしむ心には美しさと同時に現実逃避も存在しています。時代を作るのは消費者ですからね。無くなって惜しいモノを無くしたのは自らの手であると自覚する必要はあるのでしょう。

 さておき。本当に一つの競馬のサイクルが終わり(変わり)つつある「今」を感じずには居られませんね。08年に種牡馬引退したときもそんな記事書きましたが、日本では直仔さっぱり奮ってないサドラーも孫の代(父父・母父)としては大活躍。更に3代4代と権勢をふるっていくことになるでしょう。当時の自分の台詞を引用しますが

「代を経ると適性の増すサドラー」「代を経てもキャラの変わらないストームキャット

 というに相応しい。まさに世界的大種牡馬種牡馬種牡馬。心から敬意を表したいです。

 SSも日本からどんどん孫世代を海外に出していったら良いです。どうせ完全に飽和しちゃってるんだし。突発的な(事故的な)活躍だけでは、サドラーと並び称されても良いはずのこの大種牡馬も、いずれ島国で消えていく定め。マンカフェがヨーロッパで系統を拡げるところとか、見たいなあ……。

 しかし、3年前の自分の記事を読んで、その丁寧さと熱心さに脱帽。チョー読み応え有るわ。このブログは流行るよねw ……というか、ちょっと反省。まあ、この(当時の)熱量こそが「純正サウスニアン」と言えるんじゃないでしょうかね。今の私は退役軍人です…w

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