ドバイWC(8着)遠征後、美浦トレセン近くのミホ分場で休養していたが、左前脚に異常が認められ、検査の結果屈けん炎が判明した。
どの段階で発症したのかは分からないが、過去の苦い経験から「レース後、まともにケアできる牧場でチェックしておけば回避できた人災」ではないかと疑ってしまう。
この厩舎の馬、大半は調教で壊される。残りは牧場で壊れる。前者はあの恐ろしい「馬なり」調教の賜物で、後者は、牧場の管理体制に原因があるように思える。トータル、厩舎の責任。それでも、良血馬はこんこんと湧き出る泉の如く無尽蔵に入厩してくるし、だから改善もされない。
ま、一般競馬ファンには「ああ、残念!」で済む話ですし、大半の一口者にも「何でもかんでも厩舎悪いって言うなよ」で終わる話ですけどねー。仮に山本オーナーが「もう「あの牧場使うな」って言っても、サウスの馬は何事もなく使い続けるだろうし、色んな意味で、私には関係ないというか、ある意味どうしようもない事です。でも、せめて東京TCの馬だけでも(スパーダとか)待遇が良くなればいいなあ、とは思う。