(スフィラータ)キャロット2歳馬

 そろそろPOG媒体もポチポチで出していますが、まだ産地検査も行われていないですし、取材メインと言うより、口コミやクラブ広報発信情報が多い時期。今はあんまり注目していません。もう1月立ったら気にします。

▼スフィラー
周回ダートコースでダクとハロン20〜22秒のキャンター3200mと坂路で軽めのキャンターを行っています。連日距離を乗り込んでいることもあり、小さな円を描くように曳き馬をした際に見られたトモが流れるところはだいぶ解消してきました。見た目に右トモの筋肉は戻ってきましたが、トモ全体にまだ力強さを欠く感じです。状態を確認した松山将師と場長が話し合った結果、トモの状態を改善させるため、内股になが針治療を施すことを検討していくことになりました。

 この調教師はマメだなあ。まあ、若くてマメじゃない人間なんて、天才じゃなければ役立たずなので、困りますが。デビューはゆっくりになりそうですが、楽しみです。

▼マージービート
屋内周回コースでハロン18秒のキャンター1400mと屋内坂路でハロン16秒のキャンター1本を基調に、週3日は登坂本数を2本とし、ハロン15秒を計時する日も設けています。冬場から一貫して高い負荷をかけ続けてきたことで元からの大きなストライドに力強さが加わり、素晴らしい手応えで登坂することができています。どっしりと構えている点は変わりませんが、気合を前面に出した走りが顕著に見られるようになりました。トモにかなり筋肉が付き、迫力ある馬体になってきたことも見逃せない点です。

 何の心配もないこの馬が、実は一番心配な私。好事魔多しとも言いますし、このままデビューまで進めていけることを祈ります。

▼アンヴァルト
冬場に気になった右前深管はすっかり治まっており、調教に支障をきたすことは皆無なので順当にペースアップを図っています。現在は屋内周回コースでハロン20秒程度のキャンター1400mの後、屋内坂路でハロン17秒のキャンター1本を行っています。走行中はしっかりとハミを取ってスムーズなキャンターを行うことができていますが、馬っけが強い馬で他馬を気にするところがあるので、今後はその点を十分に注意して進めていく必要があるでしょう。

 個人的に、馬っ気の強い馬は良く走る印象もあり。度が過ぎなければ良い兆候で。初子ですし、メンタル面で未熟なのはある程度覚悟してますし。同じく覚悟していた馬体面の問題が解消したのが何よりです。ポテンシャルは高そう。どのくらいそれを引き出せるか。

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