(アルシラート)驚いた。

 ノリマジック炸裂。お前は忍者か。嬉しいけど複雑です。問題は何も解決してない。でも嬉しい。

 追記:帰宅。皆様お祝いありがとう御座います。私は、やっぱり、嬉しいですが複雑です。今日は完全に、騎手に「勝たせて貰った」レース。馬の、少なくとも今のコンディションのアルシの能力以上の結果が付いてきました。嬉しいことですが、不安も大きいです。準OPでやれる目処は全く見えません。厩舎の方針が改善する目処も見えません。せめてもの光明は、障害練習が、少なくともリフレッシュ効果は呼んだであろうことで、今後マンネリ感のない調整をしてくれる「かもしれない」こと、平坦短距離で勝ったことで、今後、無駄なレースを使わず、適鞍をしっかり使ってくれる「かもしれない」こと。

 これまで、この馬に関する希望的観測は、99%裏切られてきました。馬に、ではなく、人に。人は、反省することでしか改善できません。この勝利が、森厩舎とクラブを更に改善から遠ざける「かもしれない」こと。この馬に関する、ネガティブな予想は、これまでほとんど裏切られていないんですよね…。

 今日は、嬉しいです。でも、祝杯はあげず、ひっそり喜んでおきます。ああ、でも、ノリちゃんの素晴らしい騎乗のために、一杯だけ献杯をしよう。

▼クラブコメント
 スタートで立ち遅れ、道中は後方3番手の内めを追走。勝負所で抜群の手応えを保ちながら馬群の中ほどに進路を取ると直線では開いたインを弾かれるように伸び、ゴール寸前にクビ差抜け出したところでゴールイン。見事4勝目を飾っています。
「直線で内がパッと開いたこともありますが、それにしてもよく伸びてくれましたね。スタートで後手を踏んだものの、速い流れでちょうどよい展開になってくれたことも幸いしました。背腰がまだしっかりしていないので障害を飛ばしているそうだけど、上のクラスでも通用するには確かにその辺りの強化は必要そう。それと前半の力みが抜けてほしいのもあるかな。とはいえ、そんな中でも勝ってしまうのですから、やはり力はあるのだと思います」(横山典騎手)
「障害練習をしていたので速い追いきりをやってなかったけど、それで勝ってしまうんだものね。確かに前が開いて展開が嵌ったのは事実だけど、今回は掛かる面が少し和らいだようにも見えましたから、その分、道中の溜めが利いて直線の伸び脚につながったのではないでしょうか。これも障害練習の効果の一つかもしれませんので、飛越を嫌がらないようであれば、強化も兼ねてまた飛ばしてみようと考えています」(森調教師)
◆障害練習そのものは開始して日が浅いので、「背腰の強化=スタートの上達」にはつながりませんでしたが、その効果として前走以上に道中の溜めを作れるようになりました。障害練習の開始と先週の自重&今週の出走。この1勝は陣営の好判断が導いたようにも思えてなりません。芝で2勝目を挙げたときを彷彿とさせるキレ味のある末脚は上のクラスでも通用するものだけに、鞍上のコメントにもあるようにゲート難と道中の折り合いという課題をどう克服していくかが引き続きポイントとなりますが、今日はそのキッカケを掴みかけた一戦になったのではないでしょうか。(HTC)

 ノリちゃんのコメント以外、読む価値無し。

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