馬鹿の議論。

■形は国が決める? こんにゃくゼリー 自民、議員立法へ 消費者行政迷走

 どんなもんだって、噛まずに飲めば詰まる可能性あるわけで。

 蒟蒻ゼリー、好物なので残念です。学校の給食が全部流動食になって、死ぬ可能性があるからスポーツは禁止し、通学時間は自動車に乗ってはいけない社会が来るのも時間の問題かな。

「子供が見て、食べたら死ぬと分かるようにしないと。それぐらいはできるでしょ!」

 これ、本当に言ったとしたら、歴史的名言ですなぁ。「口にして良いのは、飲み物だけ!」日本の食文化に革命が起きた瞬間であった。全ての食物に書かねば。てか「噛め」って書くだけじゃだめなん?

把握できた計803例のうち、モチの168例が最多で、「カップ入りゼリー」は11例だった。

 タバコみたいに「私は蒟蒻ゼリーや餅のリスクを承知の上で食べるので、死んでも文句言いません」って人にカード発行して、買えるようにしたらいいよ。少なくとも、私は、我が子に蒟蒻ゼリー食べさせておいて、問題起きて逆切れするような馬鹿親のせいで、食べ物に意味不明の規制が加わるのは納得できない。人間の食べ物で、有史上、喉に一度も詰まったことのない食べ物なんて、ほとんど無いだろう。訴えた親や、真面目に議論してる政治家は、それらの食べ物を一切排除した生活を送ると良いさ。オレは食う。良く噛んで食う。だから無くさないでくれ。迷惑だ。てか、「噛んで食べる」って、人間として、以前に動物としての、最低限の本能でしょう。それすら(我が子に教えることが出来)ないのって、どうなのさ?

野田聖子消費者行政担当相は10日の会見で「モチはのどに詰まるものだという常識を多くの人が共有している」と強調した

 食べるって行為が、ある程度の危険を伴うって常識は、多くの人が共有してないってこと?

 日本もクラゲ…もといアメリカになっちまったってとこかなあ(長渕)。こういう時、すぐに欧米の基準を持ち出す議員がいるけど、日本人ってのは、ぷるぷるむにむにした食い物が世界一好きな人種だと思うんですよね。そうした嗜好性と「伝統」を否定しちゃうのは、政治家としてどうなのよ? 繰り返すが、どんな馬鹿な親でもはっきり読めるくらいの字で「噛め!」って書いておくだけで良いんじゃないの?

 これが火種になって、次の総選挙が「蒟蒻選挙」と銘打たれたらいいなあ、と思いました。討論会は勿論蒟蒻問答で。蒟蒻脳。蒟蒻チルドレン。蒟蒻国会。

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