何となくイメージで「川田君は腕っ節ジョッキーだからダートや芝短距離で馬を追ってくるイメージ=中長距離は微妙」と思ってましたが、実際に調べてみたところ。
- 阪神の戦績 046−039−040−0393(勝率8.9%/連対率16.4%)
- 全コース 188−189−163−1704(勝率8.4%/連対率16.8%)
- 阪神芝 016−020−017−0162(勝率7.4%/連対率16.7%)
- 全芝 091−097−073−0853(勝率8.2%/連対率16.9%)
- 阪神ダート 030−019−023−0231(勝率9.9%/連対率16.2%)
- 全ダート 097−092−090−0851(勝率8.6%/連対率16.7%)
ダートの方が1着がかなり多く、勝率ではダートですが、連対率は差がないですね。次に、芝の距離別。
- 阪神芝〜1600 09−11−05−097(勝率7.4%/連対率16.4%)
- 阪神芝18〜22 06−08−11−055(勝率7.5%/連対率17.5%)
- 阪神芝2400〜 01−01−01−010(勝率7.7%/連対率15.4%)
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- 阪神芝2200 00−03−03−011(勝率0.0%/連対率17.6%)
分母が小さいので、そんなに信頼できるデータじゃないですが、別に中長距離を苦手にしてるというわけではなさそう。芝2200も勝ちはありませんが、連対率は全平均を超えています。阪神に限定せず、全芝でも…
- 全芝〜1600 44−57−33−459(勝率7.4%/連対率17.0%)
- 全芝18〜22 43−37−38−337(勝率9.5%/連対率17.6%)
- 全芝2300〜 04−03−02−049(勝率6.9%/連対率12.1%)
むしろ中距離得意です。個人的にはちょっと意外。でも考えてみたら、重賞勝ちは結構中距離よりが多かったですね(全6勝。全て芝。サンアディユのセントウルS、キャプテントゥーレのデイリー杯を除き、全て中長距離)。
以前、出資馬のシャノンが阪神芝2200を川田騎手で負けているのでそういうイメージだったのかなー? でもあれは適鞍じゃないところに使った調教師と、馬の能力の問題だし。
とにかく、全体的に平均した実績を残してる川田騎手。デビュー5年という事を考えると、この平均ぶりは流石ですね。例えば同期の関東騎手・津村君だと。
- 全成績 108−132−130−1827(勝率4.9%/連対率10.9%)
- 全芝 045−049−060−0884(勝率4.3%/連対率9.1%)
- 全ダ 063−083−070−0943(勝率5.4%/連対率12.6%)
丹内騎手だと。
- 全成績 059−060−092−1323(勝率3.8%/連対率7.8%)
- 全芝 026−022−041−0642(勝率3.6%/連対率6.6%)
- 全ダ 033−038−051−0681(勝率4.1%/連対率8.8%)
5年目くらいの騎手だと、ダートの方が良いのは当然で、芝と勝ち鞍/連対率が拮抗している川田騎手や藤岡佑騎手、吉田隼騎手(彼にいたっては芝の方勝率・連対率・勝ち鞍ともにかなり上)がはそれだけ優れている/恵まれていると言えましょう(4年目の鮫島騎手・大野騎手、6年目の松岡騎手は全て芝<ダート。6年目の長谷川騎手は芝>ダート)。それにしても5年目は豊作の年ですね。中央デビューという意味では小牧騎手や赤木騎手も同期。彼らに勝ち星を食われながらの成績ですからね。棲み分けと言う意味では、超新星・岩田騎手がデビューした翌年より競合してた分きつかったと思うんですよね。
まあ、とりあえずレース前に見てスッキリしましたw