(シャイニングヒル)へえ、意外。

 昨日、札幌競馬場を出発。本日、美浦トレセンに帰厩しています。なお、今後の方向性を定めていくための手立てとして、クラブが信頼を寄せている千葉県の相川牧場に移動させ、現在の馬の状態やこの先の見通しなどの最終チェックを行ったうえで、具体的な方策を選択していくことになりました。
「普段からあまり褒められた歩様をする馬ではないものの、ハナ差2着のある馬ですからね。どうやらインフルエンザで中止となった分の代替開催や番組の変更などの話が進んでいるようですから、当面は様々なケースに対応できるようスタンバイしておく必要がありそうです。仮に再ファンドにより中央再登録をすることになったとしても、受け入れそのものは喜んでやらせてもらうつもり。あとは500万クラスに入って厳しい競馬を強いられやしないか、その辺が少々心配と言えば心配ですかね。トレセン到着後の無事を確認し、今週末にも一旦放牧に出す予定となっています」(国枝調教師)

 常日頃のコメントから、この馬に対する国枝先生の評価は結構辛いなあと感じていたので、この言葉は意外です。半ば、リップサービスだとは思いますが。只、それを踏まえても結構ネガティブな空気。要は、歩様も含め、こういう馬なのか、改善(成長)の余地が明確にあるのか、おぼろげなのか。その辺でしょう。「良くなるかも」というレベルであれば、登録抹消で差し支えないと思います。プロの判断で、良くなる余地が十分にあるようなら、再起を図ればいいでしょう。

 現時点で60%くらい、気持ちはこの馬を離れています。残り40%は馬に対してではなく、国枝先生に対してなんですよね。フォルタの夢に対してと言い換えても良いです。シャイニングヒルは、フォルタレーザの引いたレールの上に乗った行き先不明の客車の一つ。そんな感覚です。今後のコメント待ちでー。

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