爪の垢。

■今日(4・17)の入退厩小島茂之厩舎の本音(公式ブログ)

 地方競馬の危機とかどうとか、ファンの方が色々言うておるわけですが、私からしたら「中の連中がぼけーっとしてないで、この人くらい真面目に厩舎のアピールすれば潰れねーよ」と思ってしまうわけで。

 金もないし、熱意も、創意工夫もなかったら、そりゃ潰れるわな。同じセンスの持ち主が中央と地方にいたら、そりゃ中央が勝つわな。私は地方の調教師なんて川島センセと、道営の一部の方と、名古屋のお世話になった方w くらいしか知らないわけで。何とも言えないんですが。受け身の情報網が少ない分、能動的に出来るアピールってのはあるはず。それをやってる人がどれだけ居るのやら。

 やっぱ調教師・騎手の生の声ってのは良いですよ。それだけで全然思い入れが違うし。勿論、情報を提供し続けることで被るマイナスも少しはあるでしょうが、得るプラスは計り知れないと思うのですよね。それが無名な人なら尚更。地方の無名調教師は何故こういうことをしない? ブログ作って、競馬の個人サイトにリンクお願いして回るだけでも随分違うと思われ。

 私は仕事柄、「お金を使わず如何にアイデアで宣伝するか」というのは日々考えているテーマ。結局世の中、倍働いて、知恵を倍絞らないと、倍お金のある人には勝てないのです(直接足を引っ張るという方法もあるが、敵は1人じゃないしね)。(地方競馬が中央との、もしくは零細競馬場が南関との)売り上げ差を埋めるべく、数倍の努力をしてるとは、私には到底思えない。最初から立地や自治体の経済状況を言い訳にしてる気がする。だから応援できないです。

 前も書いたけど、廃止騒動で注目浴びたのは逆にチャンスなわけで。今こそ効果的なプロモーションがいっぱいあるでしょう。しなきゃ、このまま潰れるでしょう。私は現状どっちでも構いませんが、面白い工夫をする調教師、競馬場があったら応援したいです。中が工夫しない限り、外に出来ることはほとんど無いんじゃないですかねー。「馬券買え」なんて無責任なこと、私は言えませんし。中央より面白くなれば良いんですよね、要は。レベル的なモノは無理でも、興行的には容易だと思うけどなー。

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