なるほどなあ。

■競馬ブログの すごい 書き方Southendさん)

 このブログも始めてから2年弱。結構なカウントが回っているわけですが、効果的な集客の仕方とかは考えたことがなかったなあ。

 個人的には、ポータルのようなことや、管理業務は煩わしくて耐えられないので(完全に仕事の負担になる、というか仕事と被る部分もあって息抜きにならない)、今くらいの規模、コメント数で結構適性ですね。1週間誰のコメントもないと寂しくて死んじゃうよー、くらいw 毎日毎エントリにコメントがあるとは思ってないですし。

 でも、この「23の方法」に関しては、その大半に「そこまでしたらめんどくさくてブログなんかやってらんないよ」と思う私が居ますw 私は、素人・アマチュアが過剰な目的意識を持ってしまうと、絶対本来の能力が削がれるという考えですので。いわゆる「ブログノウハウ本」とかもだけど、それに従うことで生まれるモノは「やらされてる感と引き替えのそこそこの繁栄」だと思うんですよね。ブログってそんなこと必要かな? 人のマネしなきゃもっと楽しいのに、って思わないかな? 私はそういう人を見ると「何か必死だね」ってちょっと引いちゃいます。この手のモノで「こういう風にしたらいいよ」と言われた段階で、迷路の解き方を教えられたような失望感と怒りを覚えるのは私がおかしいですか? 「こういう風にしたいんだ!」ってオーラをバンバン出されると近寄りたくなくなるのは私のコミュニケーション能力不足でしょうか? うーん。何事も程々が良いよね。書きたいことを書きたい頻度、密度で書くべきであって、そこで無理したらそのあとの「作業」が辛いしね。カウントなんてテレビの視聴率と一緒で、そのコンテンツの価値を評価した数字ではないし、それに騙されるのはやはりテレビと一緒で数字に弱い人間だけで。何百万人が見ようがつまらんものはつまらんし、1日5カウントだろうが面白いモノは面白い。そんなん当たり前のことだけど。HPやブログのカウンタのような数字を「持つ」側になるとついそこを見失ってフワッフワしちゃうんだよね。「売れて面白くなったゲームメーカーは無い」という言葉を贈りたい(えー)。「23の方法」のようなもので、カウントを回すことは出来ても、アナタの才能の底上げは出来ませんよ、と。逆に敷居というモノがあって、私は視聴率10%の番組と15%の番組だったら「後者は前者の1.5倍妥協して番組作ってるんだ」と感じてしまうな。スゲーいっぱいカウント回って、それに見合わないレベルのエントリだとしんどくないか? 私も時たまぐるんぐるんカウンタ回ると気持ち悪くて仕方ないんだけどw 大量にピンポンダッシュされた感じですか、違うか。

 究極的には私のブログは、仕事の息抜きなので、何の肩肘もはらずに書きたいことを垂れ流す、というのがポリシー。なので、閲覧されてる方も、論客たらんと意気込むことなく(勿論そういうスタンスも歓迎ですけどね。毎回じゃ疲れちゃうけど)、私のエントリを見て、思ったことを脊髄反射でレスして貰うくらいが気持ちよかろうなので、そんな感じでお願いしますー。

 あ、あとこの『ブログの運営には「適度にバカだと思われる」事が大切』ってのは凄くしっくり来る。レスってのは一種のツッコミですからね。賛成するにも反対するにも緩さは必要なわけで。緩いこと=恥ずかしいと思われがちな日本社会ですが、アマチュアが完璧さを求めたらそれはただの狭量さに直結しますからな。仕事柄、それと年取ってw 理屈っぽい私は気を付けねばと思いましたよ。ブロガーズ、ビー、フール! 今年の金言にしよう、うん。Southendさんはポータルなんかやらなくてもアカデミックかつフールで良い感じですよ(褒め言葉)。


 私、はてなのキーワード力というか、言葉尻で横へ引っ張っていく力は大好きです。本来、検索エンジンってこうあるべきだと思います。アマゾンの魅力に通ずるモノがある。はてなが断然私の性格にしっくりきます。はてな最高。

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