難関突破。

開幕5戦で、一番「負けるとしたらここだろう」と思っていたアウェイの広島戦を4−1で突破。素直に嬉しい。

ウェズレイの加わった広島は、浦和の弱点を突く要素が全て揃っていたように思う。立ち上がりは苦手意識と慎重さが混じって堅い浦和と、隙を突くべく守りを固める広島による、重い展開。その中、逆にアレが前節までの絶好調を維持して口火を切り、数的不利で心身のバランス崩れた広島に「業師」ポンテが彼らしい相手のモチベーションを引き落とすゴール。ここで99%試合は決した。その後の2ゴールもそれぞれ良かった。相変わらず余計な失点はあるが、大勢には影響なかった(今のところは、ね)。

今年の浦和には、チャンスに畳みかける圧力がある。横綱相撲。電車道。こういうサッカーを続けていけば、いずれ対戦相手が過度の緊張感を持って望むようになり、どんどん有利になっていく。そうなって、初めての横綱級。今の浦和は、かつて無いポテンシャルを発揮し始めた関脇に過ぎない。横浜、鹿島といった嫌らしい大関相手に、一年間戦い抜けるかどうかは、今後の進歩次第。真の実力は、今の調子が崩れた時に試される。

ともあれ、開幕3試合2勝1分は追い込みタイプの浦和にはこの上ないスタートダッシュ。続くセレッソ、横浜を勝ち点4でしのげれば、まずは序盤戦は100点あげて良いだろう。期待。

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