２５日の東京競馬では道中５、６番手を追走するも、直線で追ってからジリジリとした伸びで上位との差を詰められず５着。「デビュー戦とは馬場がだいぶ違ったのでどう出るかなと思っていたんだけど、ちょっとワンペースなところがあって、追ってからジリジリとした脚でした。芝もダメではないと思いますが、今日のような馬場でビュッと速い脚を求められるくらいなら、もう少し距離があっても良かったかもしれません。いい結果を出せず申し訳ありません」（ルメール騎手）「しっかり調教を積んできて前回よりも状態は良くなっていると思っていたのですが、レースっぷりを見ると考えていたほどの変化がなかったですねぇ…。どうもワンペースな走りで、道中の行きっぷりを見ていてもどこかふわふわした感があり、グーっと溜まって弾ける感じがありませんでした。これから力をつけていく段階ではありますから変わる要素はもちろんありますが、少し時間をかけていく必要はあるのかもしれません。掲示板に載って来ましたがデビュー戦から連戦したことと先を見据えると、このあとはひと息入れようと考えています」（手塚師）一度競馬を使っての変わり身を見せたいところでしたが、現状ではワンペースな走りで最後のもうひと押しが利かず、最良の結果とはなりませんでした。経験を重ねていけばまた違った走りをできるようになるでしょうが、展開や馬場なども味方につけていきたいところです。この後は続戦したことを踏まえて、今のところリフレッシュ期間を設ける考えです。
戦前も言ったように、この時期の未勝利としては相手かなり揃った一戦でしたので、着を下げるのは仕方ないところ。直線かなり窮屈な所に入って、流石にぐいっと割ってくるようなシーンはありませんでしたが、最後まで怯まず走っていたのは好印象。あれ以上を求めるのは酷でしょう。今日はムーア無双でルメールは大人しい日だったのもちょっと巡り合わせ的にはアレでした。
次は年明けて、面子的にも頭数的にも落ち着くでしょうから、馬券内目標に頑張って欲しいですね。
