良かった。

 クレオールは3着。

5日の東京競馬ではまずまずのスタートを切るも無理をせずに後方で脚を溜める。直線は外からしっかりと差を詰めるが上位2頭も粘り強く3着まで。「スタートは出てくれましたが、最初は無理をしないでゆっくり進めました。今日の1、2着馬は強かったけど、直線はこの馬もしっかりと脚を使ってくれましたし、チャンスはあると思います。今日のような急がずに運べる条件はいいですね」(ルメール騎手)「前走はゲートの出がもうひとつで結果的には忙しくなったものの、今回はひとハロン延びましたし、追走は楽になるだろうと考えていました。外枠も良かったのか実際に序盤の慌ただしさはなく、むしろしっかりと脚を溜める競馬ができました。勝てなかったので悔しく申し訳ない気持ちですが、上位馬は降級したり、入着を繰り返したりしていた手強い相手でしたから、馬は頑張っていると思います。今日の競馬からも、このままもう一戦と考えたいところですが、ケアの期間を設けるためにできるだけ間隔を空けて東京最終週を見たとしても、ちょうど2場開催で一般戦になるのでメンバーは集まりそうですね。状態が凄く上向いてくるなら考えてもいいかもしれませんが、今回は結構ビシッと走っていますし、元々間隔を詰めてプラスに出にくい面もあります。より慎重に状態を確認して権利内での次走を狙えるのか、それともそれには拘らずにまた具合のいい時に、そしていい条件を狙っていくのかなど、どうするか決めさせていただきます」(武藤師)今日はしっかりとゲートを出てくれましたし、自分のリズムで流れに乗って直線最後まで脚を使ってくれました。勝てなかったものの、今回のような競馬を続けていければ十分にチャンスはあるでしょうし、展開も味方につけてさらなる前進を期待したいものです。この後は状態を見てから続戦できるか、無理をせずにリフレッシュ期間を設けるかを判断していきます。

 良い競馬でした。もうひとつ前で運べれば勝ててたかもしれませんね。最後は脚色が一緒になってましたし。それでも安定感は増してきていますし、もう一歩。ここは相手も揃ってましたし、順番待ちで良い気がします。次もいい状態で使ってほしいですね。

 ティンバレスは8着。

6日の京都競馬では8着。「ゲート内での体勢があまり良くなかったわりにはスタートを出てくれましたし、道中もうまく進めることができていたと思います。ただ、最後まで頑張って走ってくれてはいるものの、本当に状態が良かった時ならばあそこからもっと脚を使ってくれますからね…。まだ今年1月に勝った頃の調子には及ばないのかもしれません」(川田騎手)ゲートはやや不安定でしたが、道中はスムーズに運ぶことができていました。前走時から状態が上向いていたとはいえ、本来ならばあそこからもっと脚を使ってくれるだけに少し物足りない内容になってしまったことは否めません。能力どおりに走ることができれば巻き返せますから、次走で改めて期待したいところです。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討していきます。

結果だけ見るとあまり芳しくないようですが、出遅れながらも中団インにつけて、直線も前へ食いつくような走りが久々に見られた。最後は太目残りもあって脚が上がりましたが、前へ行ってばったりだった前走や3走前、後ろから早々に脱落した2走前とは全然違う競馬。もともと逃げ先行一辺倒の馬ではありませんし、またこういう形で競馬やっていけば、復活近い気がしました。そのためにも、無駄な放牧を減らして、できるだけ次走まで手元で進めてほしいですね。というか、ここで在厩続戦できないようなら、調教師の仕事って何よ、ってなりますな。

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