これから

 神戸新聞杯の結果(上位勢は菊回避、ないし本線ではない組)を受けてなにやら議論もあるようですが、魅力の無いG1に功成し遂げた馬が出る意味は無く、無冠の名馬候補と春の二戦級の戦い。世代限定の長距離戦なんてそれ以上の価値を求めるのは酷だと思いますよ。春天同様、そうした空き巣争いの中から、数年に一度血が沸き立つような名勝負が生まれる。ノスタルジーの受け皿としてはそれで十分じゃないですかね。個人的には菊に勝てるような馬は全部秋天かJCに行って欲しい。

 土曜にヘヴンリーブライドが走りました。敗戦がショックで寝込んでました…というわけではなく、先々週の金曜日から毎日日帰りで出張しており、特に土日は忙しくて競馬どころではありませんでした。今日になってレース見た次第。

23日の阪神競馬では五分のスタートから積極的に前をうかがい、好位をスムーズに追走。そのまま直線へ向いたが、追い出してからの伸びがもうひとつで6着。「ゲートは五分に出てくれたので気合いをつけてポジションを取りに行きました。外からずっと被されていましたが、調教で慣らしたこともあって今日はハミを取ってくれましたし、いい形で直線に向きました。ただ、スタートから出していったせいか追ってからの脚がジリっぽくなってしまいました。前半もう少しゆったり進められれば違うと思いますし、使いつつ変わってくれると思います」(荻野極騎手)調教では多少敏感なところを見せていただけに、外から被される展開がどうかと思いましたが、しっかりとハミを取って進んでいましたし、前半もう少し楽に運べれば終いの脚も違ってくるはずです。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
 
 調教が足りていない感じはあったし、出走馬が調教で良く動いていたので、掲示板御の字かな〜、と思っていましたが、そこに一歩足りませんでした。それでも贔屓目込みだとは思いますが、単純に仕上がりの差が出た感じで、叩いた上積みはこの馬が一番大きそうですし、次は結構楽しみにして良いのではないでしょうか。

 勝ち上がりまでのルートマップも含め、ここからが陣営の腕の見せ所。しっかり拝ませていただきます。

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