出走馬感想

 オークスはリリーノーブルとアーモンドアイから買って、まあ、だいたいイメージ通りだったんですが、馬券は1・2着の馬単と、2頭からディープ3着付けの3連単で、ちょっと夢見ました。あれは4〜6着の頑張りと、ラッキーライラック両方を褒めるべきですね。アーモンドアイは2冠取って秋華賞は意味不明の負けかたしそうな気がしてましたが、今日の位置取りできるとあまり隙は無いなあ。あとは気性面が夏で暴発しなければ。

 さておき今週出走3頭のおさらい。サフィロス。

19日の新潟競馬ではまずまずのスタートから中団でじっくり脚を溜める形を選択。直線では懸命に追い上げを図ろうとするが、伸び切れず10着。「ドボドボの馬場状態でどこを通っても同じ状況でしたので、その分だけ大外枠は堪えましたね。サフィロスにとってこの馬場もプラスとは言えず、勝負どころではもう手応えがありませんでした。良い馬場コンディションでやれていれば違ったと思うだけに残念でなりません。上手く力を出してあげられず、申し訳ありません」(津村騎手)「具合が良かったので楽しみにしていたのですが、思うような走りをお見せできませんでした。一見外がいいのではと思うかもしれませんが、どこを通っても差のないくらい馬場が悪く、内々を通った馬で決まっていたので外枠スタートは辛かったですね…。力通りでないとは言え、時間をかけて向かったレースだっただけに本当に残念です。申し訳ありません」(手塚師)調教の動きも良く、溜める競馬で前進を図りたいところでしたが、荒れた馬場状態が堪えた印象です。今日の結果がそのまま能力ではありませんし、次回以降で変わり身を見せたいところです。今後はレース後の状態をよく見た上で決めていければと思います。

 馬場状態は半ば分かってたことで、そこを敗因(言い訳)にはしないで欲しかったですが、まあ仕方ないですね。この一戦でやっと気づいた左回り適正をすぐ忘却しないことを願います。6/16の相模湖特別あたりでよろしく。鞍上は三浦君でよろしく。ヘヴンリーブライド。

20日の京都競馬では好スタートから中団に控えるが、前が狭くなったところでポジションを下げる。そこからは促しつつの追走になり、最後は余力なく13着。「浜田先生からは、出たところで脚を溜めて進めて欲しいという指示でした。1200mを使っていることもあっていいスタートを切ってくれたので、そのポジションで抑えようとしたのですが、ちょうど両サイドから挟まれる格好になってちょっと嫌気を差したようなんです。そこからは自分で走るのを止めてしまったのかずっと促しつつの追走になり、最後も余力がありませんでした。結果論になりますが、ゲートを出た時の姿勢がいいので、そのままリズム重視で進めた方が良かったのかもしれません。せっかく声をかけていただいたのにいい結果を出せず申し訳ありませんでした」(岡田騎手)「出して行って最後に甘くなる競馬が続いていますし、1400mは微妙に長いかなという気持ちもあって、ある程度のところで控えて進めて欲しいという話をしていたのですが、スタート後に控えたところで前が狭くなって下げざるを得ず、馬が怯んでしまったとのことでした。控える競馬を試したいという気持ちが今日は裏目に出た形です。申し訳ありません。この後は少し間隔を空ける必要があるので、いったん放牧に出す予定です」(浜田師)これまでのレースぶりから溜めて運ぶ競馬を試したかったのですが、今日は前が狭くなってリズムを崩した印象で、力を出せない内容になってしまいました。このところは調教内容からも成長を感じていたところだったので残念ですが、ひと息入れての巻き返しに期待したいと思います。

 鞍上の言うとおり、オーダーが裏目に出たちぐはぐな競馬でした。デビュー前から気持ちの問題が生じている馬だったので、気分良く生かせた上での工夫を見たいのだけど、なかなか上手くいきませんね。夏にもう2・3回使えると良いけど。レプランシュ

20日の東京競馬ではスタート後は無理に前を追いかけず、後方でリズムを整える。直線では外から脚を使っているが、逃げた勝ち馬の競馬になってしまい4着。「体が減っていましたが、跨った感触は悪くなく、体調は良さそうでした。できることならいいポジションにつけて進めたかったのですが、スタートで思うように出ませんでした。また、そこから出していくとかかりそうにも感じたので、流れが遅くなることはわかったのですが、良さをしっかり引き出せるようにしたいと考えて待機策を採りました。急かさなかったことで上手に走ることができ、仕掛けてからもよく伸びています。結果的に展開に左右されましたが、とても切れます。いい脚を持っているので、終いを活かしていけばいい結果につながるはずです。できればここで勝たせたかったのですが、そうならず申し訳ありません」(石橋騎手)「ゲートを出てから促していくと嫌々して力みそうな雰囲気があったようですし、無理に押して行かずに溜める競馬になりました。今日はいい結果を出せず申し訳ありませんが、展開が向かない中でもしっかりと脚を使ってくれましたし、溜めて終いに頑張る形で徐々に良さを取り戻しつつあります。馬体は減っていても走れる状態ではありましたから、後は結果につなげて完全復活といきたいところです。この後はレース後の心身の状態をしっかりと見てから判断していきます」(高野師)直線では逃げた勝ち馬に離されてしまいましたが、展開が向かない中でもしっかりと脚を使っていますし、流れひとつで結果はまた違ったはずです。勝ち切れないもののここのところは安定して掲示板に載っていますから、あとは展開も味方につけて結果につなげていきたいものです。この後はレース後の状態をしっかりと確認してからどうするか判断していきます。

 前走を100点とすると90点行かないくらいの仕上がりに見えました。加えてあの上がりではなかなか厳しい。それでも3着馬は交わして欲しかった。鞍上にはゆとり兄と違って文句はないですが、感謝する感じでもないよなあというところ。あそこからもう一つギアを入れられるかがこの馬の鍵で、それが出来たのは今のところウチパクと、状態悪い時期だったけど無理矢理持ってきたボウマンだけ。ウチパクとのコンビ復活は今回で諦めムードですが、中京を川田君あたりで使ってくれればあっさりありそうです。陣営、しっかり。

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