こもごも。

 先週、先々週とエース級がちょっと調教師の仕事を疑いたくなるようなレースになり、しょんぼりしております。そんな中、今週は2頭。まずはクレオール

2日は美浦南Pコースで追い切りました(65秒2−49秒7−36秒2−11秒6)。「先週の水曜日に入れさせていただき、木曜日からさっそく動かし出して日曜日には4ハロンからしっかり時計を出しています。終い重点でしたけれど伸ばして悪くない動きを見せてくれていましたから今朝も再び時計を出して負荷を求めています。単走ですが、これまでと同様にしっかりと動けていたように思いますし、良い意味で変わりはないと思いますよ。このシャープさを前回の直線の走りのようにしっかりとした伸びとして活かせればと思うんです。今回は間隔があいていなくて権利も有していないので出馬状況次第なのですが、福島もやっているなかですから1600mの牝馬限定戦という魅力的なレースにも使えるのではないかなという期待を込めているんです。しかも、ダメもとでオファーを出してみたところ、ルメールが乗ってくれるということでしたからなおさらですよね。使えないことには意味がないので、まずは何とか入ってもらって、あとはうまく流れに乗って良さを発揮してもらいたいと思っています」(武藤師)出馬状況次第ですが、今のところ5日の東京競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1600m)にルメール騎手で出走を予定しています。

 調教は動いてますし、府中の1600は使ってほしかった条件。そこへルメール確保と来ればおのずと期待値は上がりますね。まあでも、いつでも勝てるというタイプではないので、嵌まれば、という感じで。日曜はティンバレス

2日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで追い切りました。単走でサラッと流した程度だったのですが、いい行きっぷりを見せてくれていましたし、終いまでしっかりと動くことができていました。夏場は妙におとなしくて扱いやすい時もあったのですが、その時と比べると前向きさも出てきており、体の張りも上々でひと追いごとに状態は上向いてきていますね。前走は重賞の壁もあって残念な結果に終わりましたが、今回は今年初戦に強い勝ち方をしている京都が舞台で、さらに自己条件の牝馬限定戦ですからね。ぜひとも巻き返してほしいところです」(高島助手)6日の京都競馬(3歳上1000万下・牝馬限定・ダ1800m)に川田騎手で出走を予定しています。

 北海道を挟んだ(本当に挟んだ程度でしたが)効果か、夏を越して変化あったのか、調教は久々にピリッとしてますね。すでに勝っている条件ですし、なんとかここで復活してほしいところ。逆に言うと、これで無理なら…という気もします。厩舎に関しては、もちろん思うところもありつつも、ここまでは交流重賞に出してくれたりと大きくプラスの印象。ただ、ティンバレスの4歳という歳を考えると、このまま潰してしまうなら、新しい環境でフレッシュな走りを見たいですね。まあ、すべてはここの後。川田君、頼むー。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。