どこか、安堵。

 マカヒキ、全然でしたね。まあ、2400は本質的に長いだろうし、歴代出走馬と比べて何枚か格が落ちますし、同じダービー馬でもキズナとはスケール違いますし、そもそも現役最強どころか3歳最強でもないですしね。ルメールを持ってしても、勝負に加わりかけるまでという感じでしたか。あのポジショニング、ハープスターにやって欲しかったわあー。

 一日でも早く凱旋門賞の呪縛から日本競馬が解き放たれて、無用な犠牲馬が増え続けるのを願いつつも、今日はどこか、安堵しているのも事実です。エルコンが、ディープが、オルフェが勝てなかったレースを勝つ馬は、誰もが納得できる日本のエースであって欲しいし、人馬共に「報われた」という喜びのある陣営であって欲しい。金子オーナーとルメールはそれに相応しい人ですが、友道さんにその栄冠が行くのは、どうにもスッキリしません。もう一つくらいはG1勝てるだろう馬なので、来年は2000前後で頑張って欲しいですね。その前に香港で勝っちゃう?

 なにはともあれ、初めて日本で馬券も売られて、色々盛り上がったのは良かったです。私も1・2着の馬単とワイドだけ取りました。勝ち馬はムーアだし、2着ハイランドリールは日本のオッズが余りに低かったので追加で買い足しました。この2頭とレフトハンド、ポストポンド、シルヴァーウェーヴの5頭ボックスが本線。3着は、まあ、流石デットーリです。恐ろしい。この馬も、レフトハンドとファウンド頭の馬単では薄く買ってたんですけど…。

 そういえば、レースはフジが数秒早いのでグリチャの音だけ聞きつつこっちで見てたんですが、流石の酷い放送だったようで。どんな感動もバラエティにしないと死んじゃう放送局ですからね。仕方ない。それより、今日のスプリンターで目を覆うような騎乗をしてた福永を解説に担ぎ出す流れの悪さに流石と感心しました。

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