色々試してくれてる。

2/10  武藤厩舎
10日は美浦南Pコースで追い切りました(69秒7−55秒0−41秒2−13秒2)。「ここまで順調に来ることができました。体もこの馬としては安定していましたし、少しずつ芯がしっかりしてきているのでしょうね。いいと思いますよ。今朝は後半の時間帯にポリトラックコースに入って終いを伸ばしています。相変らず動きはしっかりとしていて良い。前回は良い結果を出すことができませんでしたが、具合の良さから巻き返してくれないかな、いや巻き返してくれると思いたいほどです。東京の1400mという条件でどのくらいの走りができるか。小回りの1700mには対応してくれましたし、今回の条件で幅を広げてくれると今後より良い形に持っていけるでしょう。それに、今回は勝たせてくれて、ダート変更への進言もくれた皇成に頼みましたし、またいい流れを築いていければと思っています」(武藤師)14日の東京競馬(4歳上500万下・牝馬限定・ダ1400m)に三浦騎手で出走を予定しています。

 ダートに変わって勝ち上がり後、じっくり休養を挟んだ前走はいかにもな休み明けの負け方ながら、今後勝ち負けしていくにはもうワンパンチ欲しいと感じたのも事実。近い条件を使っていけば着順は上がりそうですが、ここで距離短縮も試す陣営には好感が持てます。

 世には未勝利馬、500万馬ですら失敗を恐れて似たような条件を惰性で使い続ける陣営多いですが(というか失敗云々すら考えた無いことも…)、この辺のクラスの馬は失う物無いんだから、常にチャレンジの姿勢で臨んで欲しい。是非実って欲しいですが、実らなくてもこのメンタリティさえあれば満足ですよ。

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