惜しい騎手が引退してしまいます。
大変大きな怪我でしたし、その後も手術など含めかなり大変そうな様子を心配しながら見守っていましたが。やはり厳しいものがあったようですね…。
タップダンスシチーやアーネストリー、エスポなど名馬も数々思い浮かびますが、自分がサトテツで思い出すのはやっぱりラガーレグルス。あの馬に関わる諸々に、この人の人柄が良く現れていた気がします。
一口の思い出はそんなに無いのですが、１つ挙げるとしたらアルシラートを勝たせてくれた小倉ダート戦でしょうか（勝ち鞍はあとはピースエンブレム）。今では、一口に於いて馬の善し悪しなんて１ファクターに過ぎず、どれだけ良い馬でもいい人が関わらないと駄馬同然、「走るのは馬でも走らせるのは人」というのをモットーに続けていますが、これは主に調教師に対しての言葉なのですが、その中には当然騎手起用の部分や騎手との関係性も含まれています。
特に騎手の力というのを強く感じたのは、このアルシラートの５００万と、後にノリちゃんで勝った１０００万ですね。不良馬場をぐいぐい伸びてきた時は痺れたなあー。ああいう思いがなかったら、もうとっくにこの趣味止めてたかもしれませんし、そうしたら当然ハープスター達との出会いもなかったわけで。人にこだわって一口続けてこられたきっかけを作ってくれた１人であるサトテツさんは、自分の中でも特別な騎手の１人でした。
まさにいぶし銀という言葉の似合う騎手でしたが、怪我さえなければキズナとのコンビで大舞台を席巻して、さらなる勲章を重ねていったのでは無いかと思います。もう一度、キズナに、馬に乗る姿が見たかったですね。本当にお疲れ様でした。
尊敬できる騎手が１人、１人と減っていくのは本当に寂しいですね…。ナベヒロや大知君を筆頭に、好きな騎手・応援してる騎手はいっぱいいますが、尊敬という意味だと、もうノリちゃんとユサカさんの２人かなあ…。２人には、１日でも長く、楽しんで馬に乗っていて欲しいです。
