漸くです(1)

10日は軽めの調整を行いました。11日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒7−54秒4−39秒8−12秒9)。「これまで数回美浦トレセンへ入っていますが一回はゲートを目的とした入厩だったものの、それ以外が順調に行かなかったこともあったので今回も慎重に様子を見ながら進めるようにしています。歩様が芳しくない時が以前はありましたが、今回、今のところは不安が出ることもなく比較的順調に来ることができているように思います。あとは未出走馬だけに経験があまりないようなことに対して繊細な一面を見せることが度々見受けられますが、稽古ではいろいろなパターンを試しつつ調整しています。いきなり先頭に立ったりするとバタバタしがちですが、速いところへ行く際に後ろから行ってみたり、前へ行っても後ろから突かれるような格好になるとわりとしっかりと走れるようになってきていますし、この馬なりに良化も見せてくれているのは何よりです。今朝は2頭併せで伸ばしましたが、悪くはなかったですね。先生からも大型馬ですし、走り、そして、これまでの経緯を考えてもダートを狙っていくということを聞いていますし、今のところ最短で来週の競馬を考えていく予定です」(橋本助手)20日の福島競馬(3歳未勝利・ダ1700m)に出走を予定しています。

 この世代一番の期待馬が漸くデビュー見えてきました。2歳時なら芝でも、と思いますが、どのみち古馬になればダート寄りになる馬。大柄ですし、負担を考えてもダートから、というのは良いですね。

 勿論デビュー戦で結果どうこうではなく、ここを使ってどのくらい反動が出るか、あるいは使って良化するかでしょうね。一度はデビューを諦めた馬。気楽に見守りたいです。レースまで頑張れ。

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