いよいよ明日。

 さあ、W杯ですね。史上最弱と名高い我が国代表の状態を反映して、私の記憶にある限りでは90年以前のW杯並に地味な世間の盛り上がり方。その分、我々サッカー中毒者は騒音に振り回されず、サッカーを楽しめそうです。まっとうな優勝候補の居ない大会であり、気候的にも環境的にもいろいろ変化(サプライズ)がありそう。面白い大会になりそうな予感、ひしひしです。

 明日からの大会に集中すべく、ここ2・3週一杯仕事して、一杯人に付き合って「1月オフ」の宣言をしてきました。勿論仕事は休めませんけどね(むしろ残業しないために土日も仕事するよ)。少なくとも「ぽろっと結果言われて大激怒」の恐怖におびえないで済みそう。サッカー興味ない人は簡単に結果言っちゃうからな〜。

 開幕戦は南アフリカ−メキシコ。開催国が決勝Tへ行く、と言う「ノルマ」は2002年某国が達成してしまったせいで、引き続き、開催国にのしかかることになってしまいました。冷静に見て、当時の日本の倍は厳しいグループでしょう。フランスは微妙ですが、ウルグアイとメキシコは何処の国もグループではやりたくない相手。開幕戦が全てでしょうね。予想は1−2メキシコで。代表のグアルダードをあんまり見ていないので、楽しみ。もう1試合はフランスーウルグアイ。フランスはタレントレベルは上手く世代交代して保ってるけど、とにかくあの監督は駄目だね。監督が足を引っ張ってるのは日本だけじゃないよ。余程上手くいかないと予選落ちする気がします。ウルグアイは旬のタレントがぞろぞろ。初戦を良い形で切り抜けて1位突破したいところ。0−2でウルグアイ

 優勝候補という意味では可能性あるのはスペイン・ブラジル・アルゼンチンでしょうね。スペインは「勝てない」国が欧州選手権を制した。98年のフランス同様、2年間はピークでしょう。それでも本大会に入って台頭する選手がいないときつい気がしますけど。ブラジルはつまらないと言われつつ、勝てるチームに。こういうブラジルは怖いですね。この国が負けるときは、油断か自滅なので。ドゥンガにはどっちもないでしょう。アルゼンチンは他の監督ならベスト4。マラドーナが悪い方に出れば16、良い方に出れば優勝。いずれにしても、彼の人の力が必要だと思いますね。

 私的にはセルビア・チリ・ドイツに注目しています。セルビアは非常に戦えるチーム。飛び抜けたタレントは居ないけど、その分まとまりがありますね。チリは黄金世代が地震被害で暗い国を背負って頑張る。ビエルサの戦略とあのタレントがかみ合えば大爆発も。ドイツは黄金時代の一歩前。バラックの故障はかえって良かったんじゃないですかね。本番は14年でしょうが、ここも優勝する資格はあると思います。 

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