是非そうしてください。

9月27日レース後のコメント。
藤岡調教師「外枠から良いポジションを取りにいったぶん多少脚は使いましたが、最後伸び切れなかったのは、現時点での自力の差でしょう。でも、よく頑張ってくれたと思いますよ。まだ緩さが残る中でこれだけ走るのだから、大事に使っていけば必ず走ってきますよ」
藤岡康騎手「以前乗った時より随分力を付けています。最後はきつかったようで、ふらふらしながら走っていましたが、よく耐えていました。これからが楽しみです」

 「大事に使っていけば必ず」。それは出資者も全く同感です。その「大事に」に、トライアルが余分だったか、そうじゃないかは意見が分かれるところでしょうが。

 いや、別に終わったことですからもう不満は言いたくないですし、良いんですよ。今更「だから出て欲しくなかった」という意味はありませんし、レース振りにはとても満足しましたし。大事なのは、何をするか/したかではなく、何を学んだか、でしょう。素質はともかく、現時点の能力・完成度では一線級との隔たり大きい。あとは、慌てて勝ち上がりを目指すか、4歳5歳での大勢を目標に、じっくり作っていくか。そこに、夏からトライアルまでの「ちょっと無理したかな」という教訓が活きれば、言うこと無いです。

 勝負は来年夏以降でしょう。そこまでは、目先の勝利やレースより、成長を促しつつ、定期的にレースで「チェック」をする姿勢が大事だと思います。元気なら、年内もう1度2度使っても良いですし、別に年内休養で、年明けからでも良いですし。「いずれは追いつく」。それをお題目にして、先々の収穫へ向けて、慌てず急がず、しっかりと馬の伸び代を積まないように使っていく。そんな感じでお願いします!

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。