(レッドウィザード)ハイペースですね。

(国枝厩舎)南150m角馬場でダク10分、Aコースにて軽めのキャンター1周後、ゲート練習。
国枝調教師「追い切り翌日でも、さほど強い追い切りでもなかったので、軽く乗ってからゲートの練習をしました。1回目は手開けで軽く出し、2回目は音なしのゲートからダクで、3回目はダクよりもう少し速い感じで出してみました。すべて普通に出てくれたし、他の馬より余裕もあったんじゃないかな。この感じなら来週には試験を受けられると思います」

 早速ゲートの練習も。来週には試験と言うことなので、あっさり受かれば9月デビューが視野に入って来ますね。何となく、ゲートは一発で受かりそうな気がします。何となく、ですけど。パワー型で、いかにも中山向きでしょう。是非、東京開催前にデビューして欲しい。

 父は言わずもがなですが、母もデビューから5戦連続で馬券に絡んだ仕上がり早。母の姉シーズグレイスは2歳時に3連勝でOP勝ち。その子シャドウスケイプも3歳時に重賞連対。早期デビュー叶えば、かなり楽しめそうです。

 しかし、この母系(リリーオブザナイルの系統)は何とも言えない雰囲気があります。私が競馬を始めた頃、リリーオブザナイルの仔アスワン産駒のメジロアルダンが走ってまして。まあ、エジプト考古学好きと言うこともあったのですが「アスワン」という種牡馬とその母リリーオブザナイルにはうっすらあこがれを抱いておりました。グリーンサンダーとかも良い馬だったなー。ギガトンやデュークプリンセス。カズー厩舎のランフォーローズなんてのも居ましたねー。そしてリリーオブザナイルの姉の子が産んだラストタイクーン牝馬がマル外として走ったケイウーマン。同じく姉の孫のデインヒル産駒がロックオブジブラルタル(≒シャイニングヒル)。じつはこの母系に縁の深いきりたでした。

 きねうちさんのブログカタログでも紹介されていましたが、ケイウーマン×ディープの配合は、ファストロックの逆パターンで構成要素がほぼ一緒なんですよね。元々私がディープ(PO指名馬)の母ウインドインハーヘアに目を付けたのもハイクレアHighclereの血が気になったからでしたし(更に大元はデインヒル牝馬の血統を調べていてディープの姉ライクザウインドを見つけたんですけど)、ウインクリューガーをPO指名したのも似たような理由。この母系はディープを頂点に尻すぼみ気味でしたが、ここへ来てダノンパッション→リルダヴァルと息を吹き返し中。ペトラの子カイシュウタキオンミッキーペトラも頑張っています。そしてペトラの08産は脅威の父ディープ(ウインドインハーヘアとペトラの母ドレスデンはほぼ同血の半姉妹なので限りなく2×2に近い3×3)! ヒダカで募集されていますけど、どんな競走馬になるのか、今から楽しみです。

 ……話が逸れましたが、ウィザード期待と言うことでw

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