てなわけで、小倉の開幕週・特に芝1200で大きく儲けましょう特集その1です。まずは前年までの傾向から、狙える種牡馬、騎手、ローテーション、枠、脚質。まずは種牡馬。
1)種牡馬
週末に「タイキシャトルが狙い」と書きましたが、他にスウェプトオーヴァーボードを始めとした軽めのミスプロ系や、キングヘイローなども向く印象です。実際に調べてみました。2004年以降の小倉開幕週・2週目における芝1200の成績です。
- ■タイキシャトル
- 勝率23.5%/連対率31.4%/複勝率39.2% 単回収値215円
- ■スウェプトオーヴァーボード
- 勝率28.6%/連対率28.6%/複勝率42.9% 単回収値278円
- ■キングヘイロー
- 勝率17.6%/連対率17.6%/複勝率17.6% 単回収値948円
タイキシャトルは分母51頭なのではっきり「向く」と言えるでしょう。2004年以降のコースリーディングでもあります。出走数が55頭のバクシンオーが6勝でタイキシャトルは12勝。スウェプトとキングヘイローは分母が少なく、特定の馬の印象に私が引っ張られていたかも知れません。
タイキシャトルは前走阪神・中京組がそれぞれ単回収値358円/382円。短縮組を狙いたくなりますが、距離短縮は単回収値108円。同距離からの転戦で小倉替わりを狙いましょう。後は新馬、初出走馬も324円で良いですね。
スウェプトは上記の通り、まだまだ分母少ない。それでも、同父同キャラのプリサイスエンドも1戦1勝。やっぱり、こういう軽い平坦小回りは向きそうです。今年の結果次第では、来年からも特注。積極的に狙いたいですね。
キングヘイローは、勝つか着外かという極端な成績。それでも有田特別を12人気で勝ったクインフューチャー(単14590円)が強烈なインパクト。そんな数は居ないので、とりあえず単勝買ってお楽しみにしておくのは良いかも知れませんね。
そのほかの、特徴的な種牡馬。
サクラバクシンオーは単回収値242円とハイパフォーマンスですが、複勝率21.8%。馬券に絡んだ馬はほとんど人気ですが、11人気が2頭で、そこで上げているようです。穴馬の傾向は掴みづらく、とりあえずヒモに抑える程度でいいですかね。金満でも有名な話ですが、小倉のバクシンオーは開催後半向き。前半でも来るは来るけど、少なくとも開幕週・2週目はあまり過信しない方が良いですね。特に人気馬は疑いましょう。テイエムオペラオーも単回収値151円となかなかですが、基本的には九州産限定や新馬のみの話。まあ、見かけたら複抑えるくらいか。
逆に分母が多い馬ではフジキセキが単回収値64円、スペシャルウィークは50円。基本的に、小倉でサンデー買う気はしませんね。ダンスだけはSS系で例外的に好成績(アドマイヤベガも良かったのですがもうほとんど居ないし)。特に牝馬が良く、牝馬の複勝率は52.4%。ただし、頭まではあまり来ないので、ヒモ穴向きです。
ついでに母父。ノーザンテーストは分母多いものの、単回収値68円と微妙。トニービンも58円。逆に良いのは、ダンチヒが単回収値539円、サンデーが331円、ジェイドが428円。素直にスピードを伝える母父が良いって所ですかね。
今回の纏め。
- タイキシャトルは積極的に買い。前走阪神or中京の芝1200組と新馬で。
- スウェプトオーヴァーボード・プリサイスエンドは要注意。
- キングヘイローは大穴を期待しつつ遊びの単勝を。
- サクラバクシンオーは人気を疑いつつ、ヒモ評価で。
- テイエムオペラオーは九州産と新馬で穴狙い。
- ダンスインザダーク以外のサンデーは微妙。
- ダンスインザダークは牝馬をヒモ穴で。
- 母父ダンチヒ、サンデー、ジェイドはプラス。
明日は騎手を紹介します。