中央競馬は新年2週目。2頭が走ります。まずはキープスマイリング。
6日は美浦Wコースで追い切りました(85秒5-69秒2-53秒9-39秒0-12秒2)。8日は軽めの調整を行いました。「今週も変則日程ですが、予定しているレース、念のために特別登録したレース共々、土曜日になるので、月曜日に最終追い切りを行いました。別の2頭併せの追い切りを近くで追走しながらの追い切りだったので実質4頭併せの3番手のような形でしたが、道中は無駄に力むことなく、適度な前進気勢で走ることができていて、折り合いは問題ありません。動きは体を使ってこの馬らしいとても大きなストライドで、力強いキャンターで走ることができています。終いは馬なりですが自分から加速して、シャープな動きでしたね。月曜日は左回りだったためか、直線での手前変換がとてもスムーズで、左右のモタれもなく、とてもいい雰囲気でした。息遣いも良く、仕上がり面もいいと思いますよ。ひとつ気になる点があって、左前脚の外側に骨りゅうが出て少し反応を見せているので、しっかりケアするようにしています。あとは入るかどうかですね…。いちおう中京へ向かう前提で鮫島克駿ジョッキーに依頼をしています」(武井師)今のところ11日の中京競馬(恵那特別・牝馬限定・ダ1800m)に鮫島駿騎手で出走を予定しています。
ここ2戦がじれったい競馬。一度スイッチをオフってしまった牝馬の立て直しが如何に大変か、というのはこれまでの一口生活で身に染みています。無論、力を出せば2勝クラスは全く壁にならないでしょうが。ここもアウトだと、弟がセレクトで次々高値を付ける血統ですし、1年残しての繁殖入りも視野に入ってくるでしょう。せめて、もう一度快走を見たいなあ。
お次はグランカッサ。
8日は軽めの調整を行いました。9日は美浦坂路で追い切りました(54秒3-39秒7-26秒0-12秒8)。「帰厩後は坂路で馴染ませつつ、大晦日、年明けの3日にウッドチップコースで時計を出しています。先週は正直追ってからの反応が渋く、また獣医さんの心音チェックからもコンディションの重さは残っているかなと感じられましたが、変則日程の中、今週は月曜と今朝坂路で適度に負荷を掛けることができており、本数を重ねつつ動き、状態は上向いて来ていると思います。競馬は月曜日を予定しているので、週末も適度に動かしてさらにフィットした状態で送り出せるようにしていきたいです。乗り役はマーカンドさんに依頼しているので、まずはスムーズに運んで力を発揮してほしいです」(加藤士師)13日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1800m)にマーカンド騎手で出走いたします。
前走は完全なる人災。ここで続けて乗せてくるようなら一気にNG厩舎入りもありましたが、流石に若手伸び盛りの調教師、そんなボンクラではなかったです。力発揮すれば普通にアッサリまで。前走が変に尾を引かないことを願いたい。