この中間も治療を続けながら曳き運動で様子を見てきましたが、依然として歩様の改善が見られず、改めて精密検査を行ったところ、左後肢の半腱半膜様筋（臀部付近の筋肉）の損傷が予想以上に大きいことが発覚しました。獣医からの「乗り運動を開始するまでに２〜３ヵ月の休養を要する」との見解を受け、関係者一同協議した結果、このまま時間をかけて調整しても出資会員様にご迷惑をお掛けすると判断し、同馬を引退させることにしました。愛馬のデビューを心待ちにしていた出資者の皆様には大変申し訳なく存じますが、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。尚、同馬は未入厩のまま引退のため、出資金・維持会費・保険料等を全額返還いたします。出資会員の皆様には追って書面にて詳細をご連絡いたします。
非常に残念。ですが、何頭かの馬を、このレベルのコンディションからデビューさせて未勝利引退で終わられた経験もあるので、このクラブの潔さは非常に好感が持てます。
素晴らしい馬体の持ち主で、古賀慎師も「好きなタイプ」と強調していただけに、何とかレースを見たかったですが。ジャンポケ産駒には、マージービートですぐリベンジ出来る。古賀慎厩舎にも近いうち、リベンジしたいです。時期１歳の出資候補筆頭厩舎になりました。
そして、結果として、この時期に未勝利馬が居なくなりました（５頭出資・４頭勝ち上がり・１頭引退）。かつて無い状況。
