チャレンジ歓迎

11日は美浦南Wコースで追い切りました(71秒4−55秒2−39秒9−12秒8)。「週末にも少し調教を行ったのですが、相手にビッシリ併せていいプレッシャーをピースに与えることができればと思っていました。しかし、パートナーと上手くリズムが合わず思惑通りの調教ができませんでした。それなので、今日は今週使う予定のプロヴィナージュを含めた他馬とビッシリ併せる形で追い切りました。先週からウッドチップで6ハロンからの調教ができるようになって、馬場の内目ではなく外目を通るようになったので、全体的に時計はあまり出ていません。ですから、数字自体は気にしなくていいと思いますよ。ピースにとって今の調教は堪えてくるものだと思いますが、前回の反省を踏まえて敢えて強い調教を課すようにしています。もしかしたらドッと疲れが出たり精神面に影響を及ぼすこともあるかもしれませんが、あくまでも上のレベルを目指していくためなので、馬には頑張ってもらわないといけませんね。万が一来週のレースに状態が整わないということであれば、もちろん無理はせず翌週にスライドすることもできますから、今はしっかりと鍛えていくことに専念していきます」(小島茂師)今のところ21日の中山競馬(フラワーC・芝1800m)に出走を予定しています。

 いつも、きりたは調教師のミスにぷりぷりしてる印象があるかも知れませんが(そうでもない?)、私が嫌いなのは「失敗から学習できない」「失敗を自覚できない/認められない」人間で、そう言う人種が、調教師に多いと言うことです。朝令暮改マンの巣窟。進歩のない結果論。

 小島先生は、大小、結果論も含め、失敗も多い印象ですが、それ以上に、そこから学習すると言うことを怠らない人というイメージ。失敗しない人間なんて、居るはずもなく。人一倍それが目立つのは、人一倍チャレンジしてる証拠でもあり。人間、リスク犯さなければ、失敗が目立たないんですよ。大多数の人間はそうやって生きている。でも、それで通用するのは、一般人だけで、勝負の世界に生きる人間は、平穏を良しとするようではもの足りません。

 失敗しても良いので、ピースに対してはどんどん「挑戦」して欲しいです。フラワーCに出られなくなったらそれはそれ。納得いく負荷を掛けて、それでもへこたれないくらいじゃないと、重賞なんて、出るだけ無駄でしょう。権利取りのための出走と考えるなら、ギリギリの勝負も大事です。勿論、先のある馬ですから、取り返しの付かない無茶(馬がダメージを負っているのに強行出走とか)は勘弁願いたいですが。その点は調教師を信頼しています。あと1週、楽しみです。

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