良い調教。

23日は美浦坂路での追い切り(52秒4−38秒3−24秒7−12秒2)。「先週はフラットでしたが、今週は松岡を乗せて坂路で追い切りました。先週に引き続き中身を大事にした調教で、パートナーが来たらそこからまた脚を伸ばしていくというようなイメージで行っています。その意図通りの調教ができていますし、順調に一つずつ前へと進むことができています。松岡もお姉さんに似ているところが所々あると言ってくれています。比較すると『お姉さんよりややダート色が濃いかな』と言っていましたが、それは肩が詰まったような格好をしていてその影響からそういう感触を得ているのだと思います。これから鍛錬していけば体つきも変わってきて、より芝で良さの活きる状態になってくるので心配は要らないはずです。お姉さんの頑張りによってピースへの期待も高くなったでしょうから、何とかこの仔もいい競走馬となれるように頑張って育てていきます」(小島茂師)11月1日の東京競馬(2歳新馬牝馬限定・芝1400m)に松岡騎手で出走予定。

 レースまで1週。良い調教できているようですね。まずは最初の目標である「無事デビュー」までもう一歩。

 POGのドラフト期間にダート向きとの報があちこちに出て、それを先生は後で否定していたようですが。姉よりパワー型なことは私もイメージしています。サンデーもそうでしたが、母系がダート寄りでも芝で走りますし、ダート馬でも芝でも走りますからね。種牡馬ウォーエンブレムは完全に芝寄り。

 母父ヘクターだし、基本的には中山1800のスペシャリストというのが、当初のイメージなので、フラワーカップか、中山牝馬S出走が目標で〜。秋華賞姉妹制覇は粗糖厳しい目標だけど、フラワーカップ姉妹制覇なら、間に合えば可能性は?

 でも、メディアを通じて出る(多少誇張されたり歪められたりしている)情報がテンション高すぎるので、クラブコメントは意図的に抑えめにしてる感じがしますね。そういうバランス感覚、嫌いじゃないです。

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