難しい面もある

■浦和、連覇へ試練の船出/アジアCL

 結果だけ見ると残念…特に3失点はもう少し何とかならなかったか、と思いますけど。忘れてはいけないのは、これがレッズにとってのACL開幕戦と言うこと。W杯の例を挙げるまでもなく、予選を経ていないチームの脆さというのは明白。ましてやスロースターター病のレッズ。昨年のACLのスタートを考えると、こんなモノか、という範囲ではあります。

 それでも、スタメンと布陣には疑問を感じる。相手の中盤を「封じる」ための3ハーフ(ボランチ)だったのだろうが、結局、サイドで劣勢になったため、そちらへのケアが忙しく、相手の中盤が自由だった。3バックのチームが、中盤も真ん中に寄せたら、サイドは誰が仕事するのか? 明白なサイドは相馬だけで、山田ノブと永井は中途半端だった。酷くいびつな3−4−2−1。相手の監督も面食らったんじゃないかな。

 負けるなら、負けても良いのです。それならそれで「レッズらしいサッカーをアジアに残せたな」と言える試合をして欲しい。言える入り方をして欲しい。そうじゃなければ絶対勝って欲しい。

 ギドのアドバイザリー契約も纏まりそうです。イコール、ゲルトさんは背水の陣。もう少し、自由にやりたい采配を取って貰いたいです。何か、酷く遠慮がちにチームを指揮してる感じがする。いいんだよ、チーム壊したのはオジェックなんだから。仮に傷口が広がっても、ゲルトさんの罪ではない。どんどん壊せ。

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