始まった…けどこりゃ大変だ。

■限定的な入退きゅうの開始についてJRA

 徐々に正常化されていくようで(勿論、まだ様々な問題は残っているのですが)、良かった良かった、と言いたいところですが。

(1) 開催競馬場(札幌・新潟・小倉)及び函館競馬場においては、入きゅうは行いません。
(2) 美浦および栗東トレーニング・センターにおいて、入きゅうを開始します。
1日可能入きゅう検疫頭数
  美浦トレーニング・センター 60頭
  栗東トレーニング・センター 50頭程度

 id:Southendさんも仰っている通り、普段の入厩馬の数がどのくらいか知りませんが、藤●某厩舎などで「検疫が取れないので」という口実で散々放置された経験を持つ私としましては、この数字では無いに等しいよなあ、と思う次第。限定許可することにより、どういった影響が出るかの実験的措置ですかねー。

 東西合わせて110頭という数字、丁度調教師の数の半分になります。何処の厩舎も、数頭、ないし数十頭の馬を動かしたいという希望があるでしょう。どういった優先順位を付けるのでしょうか。リーディング順? 競馬に近い順? 抽選? まあ、抽選か。その上、厩舎内でも当然順位付けがあり、重賞出走する馬、大馬主の馬が優先になるのは確実。そうなると、零細一口クラブで、かつ3歳未勝利の馬なんて(例:シャノン)のは、なかなか入れて貰えないでしょうね。厳しい。

 極めて利己的な考え方ですが、未勝利が無くなる前に制限解除されることを切に願います。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。